嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

世知辛い世の中

ここ数ヶ月、環境の変化が激しかったせいか

いろいろなことを考えて感じた3ヶ月でした。


私は10月から新しい会社に行ってます。

今までずっと扶養範囲内で働いてきたけど

今度からフルタイムです。(バイトだけど)

あのKeiさんの会社があまりにも体育会系というか

学生のノリだったせいか、

新しい会社はごくごく普通なんだけど、

落ち着いていて大人の社会に見えます😅

まだ約1ヶ月半しか行ってないけど、

たぶんあの好奇心旺盛軍団みたいな

変な人とかはいなさそう。

みんな大人で良い意味で他人に興味なし。


そして少し仕事に慣れてきたので

11月から週3リモートワークになりました。


もちろん、ノートPCを貸し出してくれるし

自宅勤務手当もくれるそう。


だいぶwithコロナが浸透してきたとはいえ、

依然として感染者数が多い東京に通い続けるの

少し不安だし(しかも第三波?とか言ってるし)

結婚以来、初の10数年ぶりのフルタイムで

体がキツかったので、リモートワーク出来るのは嬉しい。


今回の転職活動で感じたことは

だいたいどこの企業も、バイトに対しても

リモートワークに対応していること。

特殊な仕事内容とかで

どうしてもリモート出来ない場合も

オフィスの配置換えしたり、パーテーションつけたり

出来る限りの努力をしていた。

そして面接の際も

こんな事情でリモート対応出来ないんです、

申し訳ございませんとひたすら低姿勢だった。

(面接だからかもしれないけど)


それに比べて、あのKeiさんの会社は

緊急事態明けは一斉に通常出社!

出社に不安を感じた派遣に対しては

容赦なく契約満了に追い込んでいた。


そんな状況だったので、世の中の会社も

少しずつ出社してる風潮なのかなと思っていた。


でもバイ活を通して、思ったよりも

リモートワークしている企業が多い印象。


今から思うとあのKeiさんの会社、キツかったなぁ。


散々既出だけど、

緊急事態中、社員はリモートか特別休暇、

バイトはリモートNG、有給すら使用出来ず。

出社か欠勤か本人の判断に任せる。

その本人の判断てのがクセモノだよね。

会社から休んでいいと言うと

6割補償問題が出てくるから。

自分の意思なら補償しなくていいもんね。

ここでも自分たちの手を汚さない手法が垣間見えて

このとき会社に対して少し不信感を抱いたし、

この緊急事態の対応が精神的にかなり堪えた。


感染の恐怖に怯えながらバイトへ行く。

休みたいけど、でも生活もあるし。

このときはバイトだから仕方ない、

非正規なんてこんなもんって

諦めの気持ちもあったけど

今回のバイ活でバイトでも大切にする会社が

あるってことを知った。


今回、あのKeiさんの会社は

私がクビになったのとほぼ同じタイミング、

9月から10月にかけて、派遣さんもほとんど

契約終了になったらしいのだが、

(オレンジチームの瀬戸さんも含む)

実はその反面、バイトを大量募集してた。

どうやらコスト面を考えて

派遣を辞めてバイトに移行するらしく、

時給も私たちよりかなり落として

東京都最低賃金ギリギリになっていた。


私が辞めるまでの数日、面接しまくってて

例のように天井まで仕切られてない

ミーティングルームでやっていたから

面接内容が丸聞こえで、そのときも

「うちの会社はバイトはリモートワーク出来ません!」って

はっきりきっぱり言い切っていた。


応募者もえっ?って感じで

「ではまた緊急事態になったらどのような対応されるんですか?」

と聞いてる方がいた。


ここでも「社員はリモート、バイトは出社か休むかどちらかを選択。休む場合も本人の意思なので補償はナシ!不満があるなら辞めてもらってます」

とこれまたキリッと解答。


思わず私は心の中で

「あちゃー言っちゃったよー😓」

こんなキリッと言ったら応募者さん不安になるでしょ。

同時期にバイ活してた私だからこそ

気持ちがよくわかるわけで。


応募者もはぁ…って感じで

面接でこんなこと言われたら

私が応募者だったら受かってもお断りだなぁと思った。


実際、合格者出しても辞退されまくりで

あんなに応募殺到してたのに、私が辞める時点で、

1人しか決まってなかった。(募集は5〜10人)


今回の私やSさんへのクビ問題とか、

応募者への対応

派遣さんへの対応を見ていると

人の気持ちが分からない、

相手の立場に立って考えることのできない、

人間には感情があるって理解できない、

そして働く人に対して常に上から目線で、

働いてもらってるのではなく、

働かせてやってるって意識の

プライドが高い会社なんだなぁと実感。


それを実感したケースがもうひとつ。

産休、育休明けで時短勤務をしていた社員さんがいた。

ある日、実績数が低いことを指摘されて

このままだと雇い続けるのは難しいと言われていた。

だが、時短勤務は会社として認められた制度であり

時短ゆえに工数が他の人より少ないのは仕方がない、

とその人も反論。

だが会社的にはどんな理由があろうと、

実績が低く会社に貢献していない事実は変わらないそうだ。

その人もかなり怒って佐藤さんと激しい言い合いをしてた。

ここでも人のせいにしてる。


私へは能力不足を、Sさんには勤務態度が悪かったことを

怒涛のように責めてきたけど、

私はともかく、3年もいたSさんに対して

今更勤務態度が悪かったってそこ?

3年も時間があったのなら、

本人や派遣会社に注意を促せばいいのでは?

(Sさんや派遣会社は全く聞いてなく、突然言われたとのこと)

会社的には長年温かい目で見守っていたけど

改善の余地がなかったそうだ。何たる言い訳。

逆に弊社はサチやSさんのような人材を

雇ってあげるいい会社!

働かせてやっただけでもありがたく思え!だそうだ。


こんなこと言っちゃうあたりも

自分エライ!と勘違ってて

世の中と少しずれてるのかなと。


実際、世の中を見ていると緊急事態明けても

電車は以前のような満員電車ではないし、

オフィス街や繁華街もコロナ前より人が少なく感じる。

夫や友達や前の会社の人も、リモートと出社半々だと聞いた。


けれど、あの会社は緊急事態明けから通常出社。

不安を訴える声が多かったので、

6月は渋々時差出勤を認めてたけど、

実際にそれを行使した人は

里香さんを除いて今は誰もいない。

みんないつのまにかいなくなってたから、

おそらく理不尽なやり方で会社を追われたのだろう。


で、里香さん。

あれほど売り上げや実績にうるさく、

達成出来ない人は容赦なくクビ切ってるのに

里香さんだけは別枠。


そう、里香さんは全く実績上げてないのだ。


里香さんはオレンジチーム。

このチームはある特殊な専門職。

他社での募集もよく見かけるけど、どの会社も

最低限あれとこれとそれは出来ることと

応募資格に明確に書いてある。


もちろんあの会社も募集条件に書いてあったが、

里香さんは興味があったから、ただそれだけで応募。

応募資格を満たしておらず、普通なら落選のところ

履歴書の写真がかわいかったから(一次は書類選考)

面接に呼んだら、写真以上にかわいくてきれいで

スタイル抜群だったから即合格✨


里香さんは前職はデパコスの販売員。

(この職種なんて呼んでるんだっけ?BAさん?)

PCスキルも基本程度?だとか。


でもいくら専門職といえどイチから教えれば、

出来るようになるんだけど、

里香さんは1年経っても全く出来ないらしい。

当然、実績はおろか、先輩が1日中里香さんに

張り付いてマンツーマンで教えてる関係で

その先輩の実績も上がらず。

そしてその先輩が実績激減で今窮地に立たされてるらしい。

私が辞める数ヶ月前から

そのチームの実績が全く上がらないことが

問題になっていると聞いた。

もちろん、本社からはどうなってるんだと言われ、

里香さんの実績も問題になったが

里香さんは実績以上にその場にいるだけで

存在自体が会社に貢献してくれてるとの理由で

クビにはならないらしい。

実際、本社が偵察に来たときも(しょっちゅう来てた)

里香さんがニコッと挨拶したらイチコロ。


私があの会社で学んだこと。


美人はどこに行っても優遇されて生きていけるということ。


私も里香さんのように綺麗だったら

クビにならずに済んだんだろうなぁ。


でも今思うことは

あの会社に長くいなくて良かった。


これは決してクビになったから負け惜しみではなく。


今働いてる会社に入社して、冒頭にも書いたけど

久しぶりに何も気にしなくていい、大人の世界。

落ち着いた環境の中で仕事できること、

平穏な日々を過ごせるってこんな感じだったんだ。

あとは、実績や売り上げも大切だけど

それと同じくらい、

そこに至る過程も大切にしてくれてることに

感銘を受けた。


そしてあの会社から離れてみて感じたこと。


あの会社って

かなり異様な空間だったのでは?と思う。


特にKOD。あいつら何者?あんなん幼稚園以下。


Keiさんの会社にいたときは

それこそ10数年ぶりに心のときめきを感じたけど

それ以上に、辛い気持ちのほうが多かった。

良い意味でも悪い意味でも

心の動揺が大きい2年間だった。


私の中でKeiさんてすごく不思議な人。

どうして惹かれたのかわからない。

でもKeiさんの周りにいる人のほとんどが

みんなKeiさんのことを好きになって

言葉では説明出来ない何かがあるのだろう。


優しくて穏やかで

周囲への気遣いが半端なくて

イケメンで、仕事もできて

なんでもそつなくこなして

なのに天然で

みんなから愛されていたKeiさん。


佐伯大地くんや斎藤工さんそっくりで

笑うと目がクシャッとなってかわいかった。


私にもその笑顔を向けて欲しかったな。


さや姉や他のバイトちゃんが話していた

何気ない会話、してみたかった。


どうして私は彼から好かれなかったんだろう。


なんで彼からそこまで嫌われてしまったんだろう。


もうこれは好き嫌いの次元を超えて

魂のレベルで合わなかったとしか思えない。


前世でなにかあったのだろうか?(笑)


Keiさんと出会ったこの2年間が

私の人生の中でどんな意味があったのか

今すぐ答えは出せないし、

一生出ないかも知れないけど

私が願ってることはただひとつ。


どうかこのまま心穏やかに過ごせますように。