嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

前を見て(追記あり)

私はネガティヴなので、何でも悪く捉えてしまう。

人の好意さえ疑ってしまう残念な人間。

それ故、このブログもネガティヴな話ばかりだった。


実際、Keiさんとの出来事の大半は残念な出来事だったし

あの会社の環境もかなり特殊だった。


けれど悪いことだけではなかった。


今の仕事は、業界は少しズレるけど

Keiさんの会社でやってた業務とほぼ一緒。


でも今のほうがレベルが高くて難しくて

色々行き詰まってる。

ただ、やりがいはすごくあるので、

早く身につけて出来るようになりたいなと思ってる。


Keiさんの会社辞めるとき、

さんざん時給に見合った仕事してくれなかったって

言われたけど(いい加減ひつこい?笑)

今から思うとあれは本当。


今の会社でイチから研修受けて業務に取り組んでいるうちに

前の会社で私がやっていた内容が

あまりにも軽かったことが分かってアゼン。

当時は一生懸命やってるつもりだったけど、あれはヤバイ。

今の会社だったらNGだらけだ。


ぶっちゃけ今にして思うと

Keiさんの会社のレベル、あれは低かった。

藤木さんは一応見ていてくれたけど専門外、

Sさんも経験者ではあるけれど、その道のプロではなかった。

入社時、藤木さんからいくつか資料をもらって、

あとは自分で勉強しといてって感じだった。

だからSさんもなんとなくの感覚で進めていて

正確なことを教えてくれる人がいなかった。


今こうして、プロの方から教わっていると

Keiさんの会社で手探りで進めていたことが恐ろしくなる。


そんな怪しい会社での経験でも、一応経験者ってことで、

今の会社では全くの未経験者より覚えが早い、

内容も新人にしてはちゃんと出来ていると言ってもらえた。


前の会社では散々遅い、実績数が少ない、足りない!って

責められたけど、逆に今の会社では速いと言われてビックリ!

褒めて伸ばす会社?


でもこれもあの会社でのハードな経験?があるから。


前の会社で設定された目標件数を言ったら

えー!!ハードルたかっ!

バイトさんにそこまで要求するの?って

ものすごーく驚かれた😅


今の会社に入れたのも、

あの会社での経験が役に立ってるから。


だから人生に無駄なことなんてないと思って

自分を奮い立たせています。


藤木さんにその話をしたら

「うちの卒業生はみんな次の会社で早いって評価されるみたいだよ。うちでやってた作業量を言うとたいてい驚かれるって。うちの卒業生は次の会社でみんな活躍してるんだよー😃」って嬉しそうに話してた。


数少ない「円満退社」または私のようにクビでも

一応正式なルートを経て退社した人とは時々連絡取っているらしい。

(あの会社、ホント突然行方不明になる人が多かったから😓)


おそらく藤木さんの中では、あの会社が優秀だから

次の会社で早くてデキる扱いされてると思ってるのだろうが

それは少し違うと思う。


自分たちがいかに無茶な要求をしていたのかも

頭の隅に置いておいたほうがいいと思う。


実際今の会社で

「そんな件数設定されて、スピードばかり要求されてクオリティ落とさずにできたの?」って聞かれた。


もちろん、クオリティを落とさずあれ以上スピードを

上げることは難しく、目標達成するなら

工程をかなり飛ばさないとムリだった。

これはベテランの人でも同じだと思う。


今の会社は実績も大事だけど、

それに至る過程も大切にしてくれる。

バイトの先輩で毎月目標件数未達の人がいて、

それで1年以上いるけど、成績悪いから契約終了とかの話は

聞いたことないそうだ。

むしろ落ちこぼれそうな人に対しては

どうすれば向上するかケアしてる様子が伺える。


時給は前の会社のほうが高かったので

やはりそのぶん求められるモノが大きかったのだろう。

今は時給が低いぶん、

バイトにそこまで求めていなさそうなので気楽だ。


さて、話は戻るけど、自分のチームで

立て続けにバイト離脱なんてことになって

Keiさんは管理能力を問われ大変だったらしい。

更にリーダーを兼任してるチームの状況も芳しくなく、

元からの自分のチームも空中分解状態で

かなり過酷な状況に置かれているらしい。


さや姉からも相当グダグダでヤバイと聞いていたけど😰


その話から自然とKeiさんのことになり、

ある内容にすごく驚いた。


実は私があの会社に残る唯一の方法があったのだ。


それはKeiさんチームに入ること。


ちょうどナチュラルちゃんと希さんが辞めるとなって

欠員補充にサチはどうか?と話が出たらしい。


正確には藤木さんが佐藤さんに提案したそうだ。

やはりあんな形で私をクビにするのを

かわいそうに思ってくれたらしい。


もちろん佐藤さんは

本来私がやっていた業務で目標件数を達成できず、

それで契約切られるので、初めは難色を示したらしい。

と言っても、佐藤さん自身も

移籍の案はいいと思ってくれたけど

本社と親会社がどう思うかが懸念事項だった。


でもチーム移籍で心機一転、再出発もアリなんじゃないか、

仕事内容も全く違うし、

私がやっていた業務はPCスキルよりも

知識が必要だったけど、

Keiチームの仕事は知識よりも、PCスキルなので

教え込んで覚えれば結果が出せるかも知れない。

…と2人で話し合ってくれたらしく、

チームリーダーのKeiさんにサチの移籍を相談。


Keiさん


「イヤです」


その一言で、私の行き先はなくなった。


藤木さんは仕事に個人的感情を持ち込むなよと

思ったが、

佐藤さんがKeiのチームなんだから

Keiがやりやすい環境を整えようということになったらしい。


藤木さんはKeiさんと2人きりのときに

その辺を踏まえて聞いてみた。


そこでのKeiさんは


「藤木さんはサチさんとお仲がよろしいようで分からないでしょうが、僕はあの人イヤなんです!!」


ときっぱりはっきり言い切ったらしい。


あの人とはもちろん私のこと。


なぜか私のことを「いい子」と思ってくれている藤木さんは

どうしてそこまで嫌がるのか理解できなかったらしく

もう少し突っ込んで聞いてみたら


「自分でもなぜだかよく分からないけど、人生においてあれほど嫌悪感を抱いた人に出会ったことがない。人柄や顔だけじゃなくて、後ろ姿が視界に入っただけでも、同じ空間の空気吸ってるだけでも反吐が出そうでイヤだ!」


藤木さんもこれを聞いてもうこりゃムリだと悟ったらしい。


*追記*

そして、そうこうしているうちに営業所閉鎖の話がチラホラ出て、

そして自分も転職を決意、オレもSさんもいなくなったら、

サチが頼れる人いなくなるんじゃないか、

だったらサチもこの会社からおさらばしたほうがいいと

考えたとのこと。


一方、佐藤さんもKeiさんと2人のときに

もう少し突っ込んで聞いてくれたらしく、


「サチさんとはどうしてもムリです。絶対嫌だ!!もしそうなるなら(サチがKeiチームに移籍)僕はこの会社辞める!!!」


とまではっきり言ったらしい。


このKeiさんの勢いには佐藤さんもアゼン。

社内イチ優しくて穏やかと言われるKeiさんが

ここまで嫌がるってことは

よっぽど合わない何かがあるのだろう。


実は、このタイミングでKeiさんは

別のチームのリーダーも兼任することになり、

オーバーワークになることは明白だった。


それもあって、Keiの負担を考えて、

Keiが少しでもやりにくいと思うことはやめようと

なったらしい。



そして、もう一年前のことになるけれど、

あの大嫌い宣言のあと

社内中を巻き込んだ騒ぎになってると知って

佐藤さんと藤木さんがKeiさんに事情聴取をしてくれたことがあった。


2人的にはあのKeiさんの大嫌い宣言は

取るに足らないこと、くだらないと思ったが、

いくら飲み会とは言え、

社員からそんなこと言われたサチの気持ちを考えたら

嫌な気持ちだろうと、とりあえず何があったのか

Keiさんに聞いたらしい。


そのときKeiさんはほとんど発言をしなかったと

当時私は聞いていたけど、実は続きがあって、


「もうサチさんとやって行くのはムリです」と


ここでもはっきり言っていたらしい。


理由を聞くと


「合わない」のひとことだけ。


更に「バイト変えて欲しい」とのこと。


それって私を辞めさせて欲しいってこと?


このときはさすがに、たとえ合わなくても、

表向きは滞りなくやって行くのが社会。

100%仲良くやれとは言わないけど、

お互い歩み寄る姿勢も必要。

おまえのわがままでバイトをクビにできるか!と

彼の訴えを却下。


ところが約10ヶ月後、ホントに私がクビになった。

Keiさんからしたら、

やっとかよ!ここまで長かった!って気持ちなんだろうな。


そっかぁ…💦


Keiさんそんなに私のこと嫌ってたんだぁ…😞


同じ空間にいるくらいなら、会社辞めるまで言い切れるなんて、

上司にそこまではっきり言うって相当なことだよね😖


やっぱり人間越えて魂のレベルで嫌われていたってことか。


オレンジや美穂さんから、私が辞めることになって

Keiさんが喜んでホッとしてたって聞いてたけど、

ウソばかりついてる人たちだったから

話半分で聞いていた。

でもKeiさんのことについては真実だったんだろう。


Keiさんから嫌われていなければ

私はクビにならずに済んで

Keiさんのチームに入れて

他のバイトちゃんと同じように

仲良くお話し出来たのかも知れない。


…とここまで思ってふと気付いた。


あの会社、来年にはなくなるかも知れないんだよね?


どっちみち残っても先はなかったんだ!


ただ嫌われていなければ

辞めた後もLINE出来たり、

みんなと遊ぶときやバーベキューにも呼んでもらえたり、

昨年のさや姉のようにスポーツ観に行ったり、

家も近いんだし、お友達になれたかも知れない。


…でも思った。


嫌な人と仕事やるくらいなら会社辞めるとか

言っちゃうような、ちいせぇ人間(失礼😓)と

仮に嫌われていなくても、仲良くして楽しい?


実は、やめて1ヶ月くらいした頃、私はあることを試してみた。


Keiさんはキティちゃんやリラックマの

LINEスタンプを持っていることになっていた。


念のためキキララちゃんや女の子の名前スタンプでも試してみた。


Keiさんは何でも持っているらしい。


…絶対持ってるわけねーだろ。


彼的には最後の悪あがきでビビって

辞めた後も私からのLINE攻めにあうとでも思って

自己防衛したんだろーな😒


なんかここまでされちゃ、ホントに終わってるよね。

いや、始まりのスタートラインにさえ立てなかったんだけどさ。


藤木さんに、最後の悪あがきの話をしてみた。

(LINEブロックされてることまでは言わなかったけど)


藤木さんの感想→理解不能。


藤木さんも、嫌だったらオレLINEあまりしないんだよねーとか、

直接断りにくかったら、その場ではOKするけど、

既読未読スルーとか色々やり方あるのに

そこでキョどるなんて意味不明。変なヤツ。

もうあいつそういうヤツなんだよ。ほっとけ。忘れろ。


…ですよね。


藤木さん自身も、あの大嫌い宣言のあと

それとなく私とKeiさんの様子を伺っていたようだが

Keiさんが頑なに私を避けて、挨拶すらスルーな態度に

社会人として、大人として、人として疑問を感じていたそうだ。


「サチは頑張って歩み寄ろうとしていたのにね」

とポツンと言った藤木さんの言葉がずしんときた。


藤木さんは、

オレも辞めるからぶっちゃけるけど、と前置きして


「もうこれは誰が悪いとかじゃなく、相性の問題だから、あいつ(Keiさん)みたいな人と関わり持っても、サチの人生に何のプラスにもならないよ」


…そうだよねぇ。


こんなに拒否られてるんだもんね😞


人としてさえ扱ってもらえなかった人のことなんて

私も元から「いなかったもの」として

心から追い出さなきゃな。


幸い、私も久しぶりのフルタイム勤務ってことで

めまぐるしい日々を送っており、

Keiさんのことを思い出して凹む時間が少なくなってきた。


そう、思い出しても

楽しかったなぁ〜♪いい人だったなぁ〜😊

じゃなくて凹むこと事態が異常。


なのになんで好きになったんだろう?


そしてなんであそこまで嫌われてしまったんだろう?


こんなまでにお互い分かり合えなかった人間関係。


永遠のテーマになりそうだ。


でも私は、今後どんな人と出会っても

出来るだけ相手の良いところを見つけられるように

なりたいと思う。


あの大嫌い宣言でKeiさんから言われたことに、

私の人物像が集約されていた。

あれを肝に銘じて、

ここまで破滅的に相手に不快感を与えないように、

日々心がけて行く。


今から思えば、あのときSさんが言ってくれたように

大人になると、みんな嫌いな人からは何も言わずに

そっと離れていくけど、ちゃんと欠点を指摘してくれたことは

ありがたいのかもしれない。


あの会社での特殊な経験も、

Keiさんとの人間関係から学んだことも、

きっと私の今後の人生において役に立つはず。


藤木さんとも、

今回お互い色々ぶっちゃけたけど、

あの会社とはもう関わらないんだから

これからは前を向いて歩いて行こう!

お互い次の会社で頑張ろう!

世の中が落ち着いたらまたメシ食いに行こうな!と前向きに終了。


そう思わなきゃやってられない。