歓迎会プロローグ
希さんとりほちゃんの歓迎会。
私は、なんかもう会社の飲み会って
自らのネガティブで自滅することが
目に見えてるから(我ながらめんどくさい😓)
気が進まなかった。
でも同じバイト仲間の歓迎会だし、
Keiさんとのドナルドくんの話のときに
私がいないとナチュラルちゃんがさみしがってる
と聞いて、これは参加したほうがいいのかなぁ
と思い始めてたところへ…
歓迎会の最終出欠確認の日にKeiさんからLINEが来た。
「歓迎会、行くよね?」
えっ
真後ろにいるのになぜLINE?
びっくりして返事に戸惑ってたら
「サチが行かないならナチュも行かないって言ってる😣」
「サチ来てよ」
と続けてLINEが来た。
心がすーっとするのを感じた。
思わず私
「ナチュラルちゃんがいないと何か不都合でもあるんですか?」
なんて意地悪なLINEしてしまった。
少しして
「新しいバイトさんの歓迎会だしさ、バイト仲間としてナチュラルちゃんに来て欲しいじゃん」
“ナチュラルちゃんに来て欲しい”…か。
私が飲み会欠席したときは、スルーなのにね😒
これ読んで、
ますます心がすーっと冷えて行くのを感じた。
思わず
私「ナチュラルちゃんがいれば私はどーでもいいっすかー😬」
なんて送ってしまった。
彼「どうした?いつものサチらしくないじゃん」
「機嫌悪いのか?」
私「いや、別に」
彼「せっかくの歓迎会だしさ、仲間の1人が欠けるとさみしいじゃん」
「だからサチも来てよ」
もっともらしいこと言ってるけど
仲間というよりも、
ナチュラルちゃんが飲み会に来ないのが
さみしいんでしょ。
私は引き立て役ってか。
また少し間があいて
「(歓迎会の日)シフト入ってたよね?夜、都合悪かったら仕方ないけど、大丈夫なら💦」
彼、少しは気を使った模様😓
同じ社内、しかも目の前にいながら
わざわざLINEしてくるなんて
他の人に聞かれたくない、というか
ナチュラルちゃんにこの前の話とか
バレないように気を使ってるんですね。
(ドナルドくんの回の数日後の話)
うーむ
これは断れないじゃん(>_<)
たとえナチュラルちゃんのためだとはいえ、
ここまで言われて欠席は感じ悪いよね😞
なので私も歓迎会に行くことにしました。
私「行きます」
彼「良かった!😄」
ナチュラルちゃんの隣に座れば
必然的にナチュラルちゃんお世話係の
Keiさんも近くになるだろう、
ナチュラルちゃんにばかり優しくするの
目の前で見ることになるのかぁ。
きっと私は見向きもされなくて
またしょんぼりするんだろうなぁ〜😖
と、思いつつも
彼とは最近少し話してるし
ひょっこり話しかけてもらえるかも知れない
いや、たとえ存在を無視されても
近くに座って観察できるだけでもいいんだ
と淡い期待も込めて参加。
それに、積極的なりほちゃんや
彼の希さんへの対応も気になるし。
ところが、淡い期待は
見事粉々に打ち砕かれるのであった。