嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

サチvs Kei ①

前回からの続き。

彼チームと西島チーム合同飲み会に

なぜか初めて呼んでもらえたけど

そこで彼との関係が決裂した話。


飲み会当日、藤木さんが急用で参加できなくなり

今から思えばこれが不幸の始まり。


会社からお店まで

私はナチュラルちゃんと移動してたんだけど、

またしても、いつものように一番最後😨


会社出るときは最後じゃないのに

なんで毎回お店に着くのがビリなんだろう?


そのときは彼の隣りと斜め前しか空いてなくて

なぜかナチュラルちゃん、ササっと斜め前に。


え?わたし彼のとなり?


嬉しいけど今までの微妙な関係からすると

隣りはヤバい気がする😰


私こそ斜め前あたりの席の位置関係が

1番いい気がする。


なんか嫌な予感がする😣

今から思うとこのカンは当たってた。


でもなんで彼の隣があいてるの?

周りを見渡すと、

ほのまりちゃんは仲良しの社員さんたちといて

りほちゃん美穂さんも別の社員さんと座ってる。


後から聞いた話では、みんなりほちゃん美穂さんと話したくてそれぞれキープしてたらしい。

これがなかったら、りほちゃんは真っ先に彼の隣に行っただろう。

運が悪かったわけで、不幸の始まりその2。


戸惑ってたら佐藤さんが

「サチさんココ座りなー」とニコニコして

彼の隣を指差してる。


佐藤さんに言われちゃ断れないし

他に空席がないから、行くしかない。

これが不幸の始まりその3。


飲み会始めの頃、私は黙ってみんなの話に頷いてた。


だがそのうち、珍しく二言三言、

彼から話を振ってくれたりして

嬉しくてそのうち私も酔いが回って

調子に乗ってしまったのかも知れない。


気付いたら彼と色んなことを話していた。


正確には私が色々聞いていたんだけど。


同じテーブルには

彼と仲良しの営業さんとナチュラルちゃん、希さん

彼、私、そして無口な男性社員さんの6名。


話は自然と仕事のことになり

ナチュラルちゃんや希さんが仕事について

疑問に思ってること聞いたり

不安や悩みを話しているうちに

彼は2人を励まそうとしたのか、

ナチュラルちゃんたちバイトについて

「ナチュラルちゃんはこういうところが良い」

「希さんはこれが得意」などなど

メンバーそれぞれの特性や長所を挙げて

よくやってくれて助かると褒め称えていた。


これは飲み会でいつものこと。


ここで酔っ払った私が

「私の特性ってありますかぁ〜?」


彼「知らね。」


ここでみんなドッと笑う。


私もホントは傷ついてるんだけど

「ですよねー笑笑笑」と笑う。


もうこれは飲み会お決まりの会話だった。


ここまではいつもと同じ流れ。


だがこの日はいつもと違って続きがあった。


彼がボソッと

「ダメ出しはあるけどね」


私「えっ?」


このとき、みんな別の話題になってて

彼のダメ出し発言は私にしか聞こえていなかった。


その後しばらく彼と私、2人での会話となる。


彼「嫌なところはたくさんあるけどね」


嫌なところ?

まさかの言葉にものすごくショックを受ける。


私「えっ…」


彼、グラス片手に冷たい顔してる。


私「ダメ出しってなんですか?」


彼「さぁー?」


私「嫌なとこあるなんて言われたら気になりますよー」


彼、相変わらずゾッとするほど冷たい表情。


私「教えてください」


彼「やだね」


私「えー?何でですか?」


彼「おまえメンタル弱いから」


私「わたし弱いですか?」


彼「うん」


私は彼が私のことについて

メンタル弱いと思っていたことが意外だった。

確かに強くはないけれど、

彼がその辺を把握していたことに驚いた。


彼「これ言ったらおまえ会社来なくなるから」


私「えー何それ!そんなに悪いことなんですか?」


彼、頷く。


私「ますます気になるんですけど」


その後も言ったらサチが会社来なくなるの繰り返し。


私「だったらダメ出しとか言わなきゃいーじゃないですか」


彼「だっておまえムカつくんだもん。おまえが言わせたんだろ!」


私「私なんか言いましたか?」


彼、黙って頷く。


私「だったら教えてください。悪いところあったらなおします」


彼「いやだね。どうせなおりっこないから」


それから私は微妙な感情とは言え、まだ好きな彼から

ダメ出しだの嫌なところだの言われて

私のどこが嫌なのか知りたくて

酔いも手伝って、かなりひつこく迫った。


彼はこれ言ったらおまえやめるだろの繰り返しで

絶対言わないと言うわりには

おまえに対して嫌なとこたくさんある、

もうおまえには我慢できないとか

余計に気にさせることを言うし、

今から思うと彼もめちゃくちゃ。


私もだんだんムカついてきた。


しばらく言う言わないの攻防が続いたが

私の一言で事態が動く。


私「(ダメ出ししたら)私が会社辞めちゃうから言わないとか言うけど、私が辞めてKeiさんなんか困ることあるんですか?」


彼、固まる。


私「私が辞めることでKeiさんの評価に影響するとかあるんですか?」


彼、少し考えてたけど

「辞め方にもよるけど…基本的にはないな」


私「じゃー教えてくれたっていいじゃないですか」


彼「だからそーいうところがイヤなんだよ!」


これには私もショック!

ついには思考がぶっ飛んでしまった。


私「だったらそんな嫌なバイト、いなくなったほうがいいんじゃないですか?」


彼、こいつ何言ってるんだみたいな顔して

目を大きく見開いて私を見た。


私も彼の茶色い瞳(カラコンではなく天然)を

力強くにらみながら


「なんかさっきから言ってること矛盾してないですか?会社来なくなるから言わないとか言っときながら、でもダメ出したくさんあるとか、そんなこと言われたら誰だって気になるじゃないですか!だったら初めからダメ出しとかそんなこと言わないでくださいよ!」


彼、カッチーン!


「あー!そーだな!おまえが会社辞めてもオレにはかんけーねーよな!」


もうここまで来たら後に引けない私、


私「そうですよ!だからいっそのこと全部教えてください!もー私気になって眠れません!」


彼「じゃー言うけどさ!聞くからにはそのブス面を二度とオレの前に出すなよ!」


私「約束します!」


かくして彼から私へのダメ出しタイムが始まる。