サチvs Kei ②
前回からの続き。
彼「いいか?ボコボコに言うからな?」
以下、言われたことのまとめ。
・言葉遣いが悪い(タメ語、呼び方)
・「うん」じゃなくて「はい」「そなの?」じゃなくて「そうなんですか?」だろ!
・話し方が悪い。人を不快にさせる話し方をする。(例:は?とか言う)
・全体的に態度が悪い。仕草や話し方が不快。会社なんだから。遊びじゃないんだから。おまえ会社なめてんのか?
(以下、私の口癖についてダメ出しが続く。)
・フレンドリー過ぎる。俺はおまえの友達でも何でもない。
ここまでは自分でも多少自覚があり、
特に話し方は治さなきゃと思ってる矢先だったので
ひたすら反省。
だが、ココからはだんだん心当たりがなかったり、
え?そこまで言う?モードに突入していく。
・機嫌悪いときの態度が特に酷い。オレに八つ当たりするな。
・場の空気が読めない。空気読め。
・タイミングがあったとき(廊下とか昼休みのレジチン待ちとかで会ったとき)話しかけるのやめてほしい。
今までもかなり不快だったけど、最近席が近くなって、振り返ってオレのこと見ることが多くなった。
仕事以外のことではやめてほしい。
仕事に関することでも極力話すのを控えてほしい。
・オレには人から犯されたくない領域ってのがあって、そこにグイグイ入り込んでくるところがイヤ。
↓
つまり色々突っ込んで聞いてくるところがイヤ。
ここで私は
廊下やレジチンのときは、他の人と談笑してるのを見て、Keiさんに話しかけても大丈夫なんだと思って私も話しかけてた。
内容も、実は他の人との会話から聞こえてきたのを参考に無難な会話にしたつもり、と説明。
でもこのブログでもずっと書いてきたように
私「確かに…同じサッカーの話でも他の人は盛り上がってるのに私とはあっその一言だけだったよね」
彼的にはそこを空気読めとのこと。
オレの返事が素っ気ない時点で話したくないんだなと察しろと。
たしかに私には素っ気ないなとは感じてたけど、
ずっとナチュさやちゃんへのきめ細かな対応、
業務だけではなくメンタルのケア、
誠実な態度を見てきて、その内容が素晴らしく、
社員さんなのにこんなにバイトに気を遣ってくれるなんて、その点は尊敬できる。
すごくいい人だな、私も仲良くなりたいなと思って話しかけてた、と説明。
それに対してKeiさんは
「仲良くなりたいと思ってくれたとしても、段階がある。いきなり来ないでほしい」
段階…?
ここで私はKeiさんと美穂さんが急速に仲良くなっていることを思い出す。
美穂さんはまだ入って1か月も経ってないのに、もう飲んだりしていて誘うペース早くない?
私も美穂さんも出身地、現居住地共に彼と同じ。
地元同士なのに全然違うよね。
この辺を聞いてみたら、
彼、心底嫌そうな顔をして
「だーかーらー!!そこを空気読めって言ってんだよ!!!」
・オレがいいと思った人は、オレのテリトリーに入ってもいいってこと。つまりサチはイヤだってこと!
・サチには興味ないし、仲良くなりたいと思わない。
・だからこれ以上構わないで欲しい。
・ここまで言わないとわからないのか!
・少しは相手の気持ちを考えろ。
更にダメージくらったのは
・タメ語とかフレンドリーな態度も、いいなぁと思ってる子や好みのタイプだったら嬉しいけど、逆から言われたら、サチだったらどうよ?
キモイだろ?
キモイ😱
この一言に私は笑ウせぇるすまんの喪黒福造にドーンと打たれた気分になる。
え?てか仕事に好みのタイプとか関係ある?
私の態度はもはや仕事の領域を越えてたってこと?
でもそこまで彼と話してなくない?
彼のダメ出しは更に続く。
泣き笑い状態で
「キモイは酷いですよー😓」
と言ったときの私の仕草に
「ほらそれ!」
よく聞こえなかったので
「え?」と聞き返したら
「ほらそれ!その言い方、仕草がイヤなんだよ!ったく注意してるそばからそれかよ!」
その他、自覚ないところまで
私の発言一字一句や態度にダメ出し。
さすがに凹んできた私は相当悲しい顔してたらしく、
「ほらその顔!」
そこまで指摘されたらもう楳図かずおの漫画のような顔するしかない。
・とにかくサチの存在自体が不快。
・人間的に生理的にムリ!!
・できればオレの前から消えてほしいところだけど、同じ会社である以上、そうも行かないから、今後は出来るだけ近づかないで欲しい。
(あれ?二度とそのブス面をオレの前に出さない約束で話してくれたんじゃないの?)
私「そっかぁ…嫌な思いさせてしまってごめんなさい」
彼「だからそーいうところがムカつくんだよ!」
彼のダメ出しはまだ続いて止まらない。
・自分のチームのバイトの面倒見るので精一杯!だからこれからは全部藤木さんにやってもらえ。
・今日(この飲み会)もなんでオレの隣に来るんだ?嫌がらせか?
(サチ心の声→お店についたの1番最後でそこしか空いてなかったから仕方なく)
もう言葉が見つからなくて
ひたすら黙って俯いて聞いている私。
彼「さっき聞かれたおまえの特性教えてやるよ」
え?特性?
彼が特性という言葉を使うときは
ナチュラルちゃん達を褒めるとき。
やっと私のことも褒めてくれるの?
と、わずかな期待を胸に顔を上げた私に
彼「人を不愉快な気分にさせるところ!」
ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
今まで人から嫌われることはあったが
ここまでダメ出し受けることは初めて。
ダメ出しコンテストとかあったら
恐らく私は全米第3位くらいに入るだろう。
すっかり疲れ果てた私は弱々しく
「わたしの良いところはないんですか?」
彼「さぁー?オレ思いつかないから藤木さんに聞いたらー?せいぜいかわいがってもらえばいーんじゃないのー?」
そして最後に
「このことは他の誰にも言うなよ。もし言って巡り巡ってオレのところに来たら、ただじゃすまねぇからな!それこそいられなく(会社に?)してやるからな!」
私、もう何も言う気力なくて「……」
彼「ま、おまえが誰かに言ったとしても、誰も信じないけどね」
私「なんで?」
彼「だからそのなんで?がムカつくんだよ!」
私「すみません…」
彼「だってそりゃそーだろー?この会社でオレの言うこととサチの言うこと、どっちが信用されると思う?オレもし誰かからサチさんになんか言ったの?とか聞かれてもそんなこと言ってないでーすって言うしー!おまえのこと妄想癖があるって言うからな」
私、逃げ場がないことに気付いて絶句。
彼「だからおまえが損するだけだから絶対に言うな!」
私に他の人に言ってほしくないのは
自分のメンツのためだと思われる。
私「それは無理です…」
彼「は?」
私「わたし黙ってることなんてムリです…」
この時のわたしは完全にノックアウトされて
それこそメンタルが壊れていた。
私「おっしゃる通り、私はメンタルが弱いダメダメ人間なので、ここまで言われて自分の胸だけにしまっておくなんてとてもムリです…」
彼、わけわかんないという顔してる。
私「藤木さんとSさんには相談すると思います…」
彼の表情がみるみる険しくなる。
彼「は?なんでわざわざ藤木さんに言うんだよ?おまえバカじゃないの?」
私「はい、バカです。だから藤木さんに相談して話聞いてもらいたい。今だって藤木さん助けてーって思ってる。今日ここにいて欲しかった😣」
最後は1人ごとのようになってしまった。
私の中ではいつも穏やかな口調で
私のことを褒めてくれる藤木さんの優しい笑顔が
浮かんでいた。
本当に心の底から助けてほしいと思っていた。
ダメ出し中、ずっと低い声でボソボソ言っていた彼が
彼「はー?いいかげんにしろー!!ざけんなー!!!」
ついに声を荒げた。
これに周りが気付き、
えっえっ
なになに?どうした?
と騒然となる。
彼もハッとなってヤバそうな顔して
「いえ、何でもないです💦」
そうは言ってもこの日の飲み会メンバーは
噂大好き!人の詮索大好きな西島チーム中心。
いやいや、何でもないはずないだろー!
あのKeiが怒るなんてー!!と
みんなざわついてる。
かくして弊社始まって以来の大喧嘩ということで
瞬く間に社内に広まって行った。