バイトクビ決定から会社去るまでの

好奇心旺盛軍団（略してKOD）のトンデモ事件その2。

もう約2ヶ月経とうとしてるし、

だんだん私の中でも薄れてきてるし、

しょうもないネタだけど、

このときは大変な思いをしていたわけで、

未だにこんなことする人たちいるんだーって

今となっちゃ笑い話ってことで記録😅

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ある日、出社して

「おはようございまーす」と挨拶しても

周囲の反応はほぼない。

数名の大人な対応出来る方々から

ボソボソと返事が返ってくる程度。

藤木さんがいる日は彼だけの「おはよう！」

という明るい声がこだまして、かえってむなしい。

ちなみに体育会系というか、

まだ学生のノリが抜けない会社なので、

基本的には誰かが挨拶すると社内全体から

ものすごく元気な挨拶が返ってくる風潮。

そんな中、挨拶してもシーンって😰

そんな状況なら挨拶なんかしなきゃいーじゃんって

思うけど、クビ通達のときに勤務成績だけでなく

勤務態度が悪かったとかも散々言われたので

（藤木さんではなく佐藤さんから）

これ以上、自分の態度で揚げ足取られないように

自己防衛も兼ねているのだ。

いつものように椅子に座ろうとしたら

この日は、椅子がやたらとキラキラしていた。

椅子の上に画鋲が散りばめられていたのだ。

ご丁寧にボンドでくっつけてあって

取ろうとしてもなかなか取れない。

遠くからKODがニヤニヤしながら見てる。

またまた昭和のいじめ。

そしてもれなく、小学生時代にこの経験もある私。

当時のいじめで椅子と上履きに画鋲はテッパンだよね。

椅子は見た目でわかるけど、上履きは

つま先の方につけてあるから

履いてからいたっ！となるパターン。

なんてことを遠い目して思い出してたら

私の隣の席の方が（この人は大人の対応ができる方）

「それヤバイよね。あそこの椅子と変えてきちゃいなよ」

と言ってくれた。

あそことはKeiさんの後ろのフリースペース。

使わない椅子とかが置いてある。

KODの目の前なのでイヤな感じはするけど

こんな椅子には座れないし

私はすました顔して椅子を交換することにした。

カタカタ椅子を押して

Keiさんの後ろのフリースペースに到着。

椅子を置いたら

ニヤニヤしながら近づいてくるKOD。

「ちょっと！何してんの！」

「勝手に椅子交換するなよ！」

何も言わなくても椅子交換するのを察知してるって

もう全てをお見通しってことだよね。

私たちがやりましたって言ってるようなもんじゃん。

私はあえてわざと

「えっ、なんですかぁ？」

KOD「椅子交換しにきたんだろ！」

私「えっ？なんでそんなこと（言うんですかぁ）？」

オレンジ 「そんな椅子じゃ座れないもんねぇ〜」とニヤニヤ。

私「よくご存知ですね。何で知ってるんですかぁ？」

オレンジ「そりゃ見てすぐ分かるじゃん！」

私「これで分かるってことは何かご存知なんですかぁ？」

そのときの椅子は見た目、画鋲が張り巡らされてるとは

ほぼ分からない状態だった。

なぜなら私は椅子に膝掛けをかけて

運んでいたからである。

ようやくそれに気付いて、あっ😨って顔してるオレンジ。

私はわざと大きな声で

「コレ（膝掛け）かかって見えないのに、よく座れない状態だってわかりましたねぇ。たしかに画鋲が貼ってある椅子なんて座れませんよねぇ〜。オレンジさん何か心当たりあるんですかぁ〜？」

オレンジ「うっ…」

そこへ今泉

「いちいち突っかかってんじゃねーよ！」

私「突っかかってるのはそっちじゃないですか。私が何しようとあなた達には関係ないですから！」

そのまま画鋲キラキラ椅子を置いて

違う椅子を持って行こうとしたら

今泉「関係なくないね！そんな椅子置いていくなよ！他の人が迷惑するだろ！」

私「それはこんなの（画鋲）貼り付けた方に言ってください」

今泉「だからココに置いていくんじゃねーよ！」

今泉が私の前に立ちはだかる。

そーだそーだと応戦するKOD。

調子に乗ったオレンジ

「あんたがこの椅子使いなさいよ！」と

椅子を私に押し付けてくる。

スネ夫も「おめーの椅子なんだからおめーがなんとかしろよ！」

とにかく椅子の交換を認めないKOD。

ウザっ。なんであんた達の許可が必要なの。

「じゃースネ夫この椅子座れるのか？」

後ろから声が聞こえてきた。

振り返ったら藤木さんだった。

スネ夫「は？座れねーよ。バカじゃねーの？」

藤木「だよな。だったらサチが交換するのも当然だろ」

スネ夫「それとこれとは違う！こいつの椅子なんだからこいつが責任持つべき！」

藤木「責任ってどう取るんだ？」

スネ夫「だからぁ〜コレ（画鋲）はがすとかさぁ〜😒てかそのまま座って仕事すればいーんじゃねーの？はっはっはー！」

藤木「さっきはこんなの座れないって言ってたよな？」

スネ夫「だーかーらぁー！それはオレが座りたくないってことで、こいつ（サチ）のことは知らねー！てかいちいち人の揚げ足取るのやめてもらえませんかぁー？」

オレンジ「サチさんがココにこの椅子を置いていくことによって他の人が迷惑しまぁーす！」

藤木「迷惑？そもそもこんなことするほうが迷惑だろ？」

今泉「そんなことされるほうが悪い！それだけ人望がないってことだからな！」

オレンジ「てゆーかサチさん自分で貼ったんじゃないですかぁー？」とキャハハハハー！

スネ夫「それだー！こいつかまってちゃんだから注目浴びたくて自分でやったんじゃねーの？かわいそうなアテクシってか？ウケるー！」

…なんたる想像力。というかこじつけ。

ここまで来ると呆れてモノも言えない。

さすがに藤木さんも呆れてた。

「自分でこんなことする奴いないだろ。てか今どき小学生でもこんなことしないだろ。これやったヤツセンスないなー」

確かに笑。今どきこんなことするの古すぎてヤバイ。

私もぷっと笑ってしまった。

藤木さんと2人でヤバイよねーって笑ったら

今泉「センスないのはこいつ（サチ）だ！こんなことされるほうが悪い！」

KOD他のメンバー「こいつ（サチ）に合わせたネタだからダセーんじゃねーの？」

「おまえニヤニヤしてんじゃねーよ！」

どうやら自分たちのイタズラにセンスないと言われて

ご立腹の模様。

オレンジ「そのおかしなことやっちゃうのがサチさんなんですよ！」

藤木「サチがやったって証拠あるのか？」

そこへ他のKOD「あっ！オレみましたー！この人（サチ）自分で貼ってましたよー！」

ほらねー！とギャハハと笑ってるKOD。

でたでた！KODお得意のでっち上げ！

自分で自分の椅子に画鋲貼り付けるアホが

どこにいるってんだ？

ところがそこへ開発チームのエンジニアさんがびっくり発言！

「オレもみましたー！オレンジさんとか今泉さんとか（その他KODメンバー複数名）サチさんの椅子に画鋲貼ってましたよー」

再三書いてるが、ドライなエンジニアチームは仕事以外では

滅多に発言しない。

KOD「なんだよー！俺たちがやったって証拠あるのかよー！」

「いい加減なこと言うんじゃねーよ！」

藤木「だろ？サチが自分でやったって証拠もどこにもないよな？」

KOD「それはオレが目撃しましたぁー！」

今泉「よっ！目撃ドキュン！」←ふるっ！

藤木「ならエンジニアが見たって言うのも信用できるよな？」

KOD「はー？そんなん俺たちをはめるウソに決まってるだろー！」

藤木「その言い分が通るならおまえらもサチをはめることになるよな」

KOD「はー？わけわかんねー！」

オレンジ「藤木さんさー、サチの味方だからねー！」

この後もしばらく見た見ないやったやらないのエンドレス。

あのー、ここ小学校じゃなくて会社だよ？

いい大人が集まって何やってんの？

だんだんアホらしくなってきた。

佐藤さんは外出でいなかったのが不幸中の幸いか？

一方、Keiさんの真横でこの騒動が繰り広げられていて、

思わずKeiさんをチラッと見ると

初めは冷たい視線を向けてたけど

私と目が合うと席を立って

さっさとどこかに行ってしまった。

オレンジがめざとくれそれを見つけて

「あーあ、Keiさんあんたが近くにいるのが嫌であっち行っちゃった！人の仕事ジャマすんなよー！」

邪魔してるのはどっちだ？

でもKeiさん、すごく冷たい目で見てたし

目があったとたん、ガタッと慌てて立ち上がったから

私が近くにいるの嫌で去ったのはホントなんだろうな😖

このあとは藤木さんが何とか上手くまとめてくれて

無事に椅子も交換出来た。

前回の菊の花といい、今回の椅子に画鋲といい

昭和感満載のいじめだけど、こんなんまだいいほう。

退社までのゴタゴタ、

書ける範囲で書いたわけで、

実際はココには書けないようなこともされた。

某SNSで勝手に私の名前でアカウント作られて

めちゃくちゃなこと書かれたり

アイコンはおそらくまだ私が飲み会に参加していた頃、

みんなで撮った写真から切り取られて使われてた。

某掲示板にも私の実名書き込まれたり。

この辺になると今の時代ならでは？

昭和にはなかったいじめですね。

電話番号もばらまかれたのか

知らない番号からたくさん着信があって

出ると変なのばかりでついに番号変えた。

あくまでも推測の域を出ないけど

ついついKODの仕業？と勘ぐってしまう。

ただKODとは個人的な付き合いはないので

なんで電話番号？って思ったけど

りほちゃんとは初めに交換したので

その辺からもれたのかなと推測。

りほちゃんは私と2人の時は普通に話してくれるけど

KODが絡むととたんに態度変わるし、

完全にこの状況面白がってた。

Keiさんも私の番号知ってたけどまさかね…と信じたい。

…なーんてこんなことを想像で疑ってはいけませんよね。

これらの出来事のその後ついて、

詳細を書くのは控えますが

ダンナや関係各所に相談して対処してもらいました。

でも菊の花や画鋲のときは机があるだけ

まだマシだったのです…

次回、最終日のお話…たぶん。

主な登場人物

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