年が明けて
前回までの記事が昨年12月までの出来事。
彼とは大嫌い宣言からひとっことも話していない。
なのに年末の最終出勤日、私に背を向けていた彼がなぜか
こっちを振り返って挨拶してくれたことを書いた。
あれほど私のことを避けていた彼なのに
驚いたことを覚えている。
(そしで周囲の空気が凍りついたことも 苦笑)
https://sachikei.muragon.com/entry/147.html
あのとき、来年はどんなことが待ち構えているのかと
買いてたけど、年が明けて早1ヶ月。
…特に何も変わっていない。
ただ年明けくらいから少し変化したことがある。
彼が集団に混ざってるときに限って
挨拶してくれるようになった。
あの事件以来(勝手に事件扱いしてるけど^^;)
彼は完全に私のことをいないものとして扱い、
徹底的に無視していた。
(勤務表の印鑑以外。それも無言だったし)
当然、挨拶などもスルーだったのだが。
私は社員さんより勤務時間が短いので
朝も帰りもみなさん業務中のなか挨拶するわけで、
そういうとき限定で、みんなに混ざって
彼も返事をするようになった。
ロボットのようにおはようとお疲れ様ですって
言ってるだけなんだけどね。
(我ながらよく見てるな😅)
さすがに挨拶しないのは社会人としてまずいと思ったのか
それとも誰かに注意されたのか。
では個人的にはどうなのかというと
一切、接点がない。
周囲の強力なガードのもと、
彼も徹底的に私のことを避けているので
すれ違いはもちろん、同じ空間にすらならない。
(厳密に言えば、座席が近いので業務中は同じ空間とも言えるけど)
その同じ空間にならない努力が非常に涙ぐましいもので
初めはそこまで私のこと嫌なんだって落ち込んだけど
最近はされてる側なのに、
よくここまで出来るもんだと感心してしまう。
例えば社内でこのまま歩くとすれ違うというシーン。
彼は決まってくるっと後ろを向いて、
オフィスのときはうんと遠回りして自分の席へ、
もしくは休憩室へ逃げ込む。
廊下の場合でも同じく後ろ向いて走り去ってしまう。
(たいていそのまま男子トイレに駆け込む)
更にこのようなとき、周辺の人々も
用もなくKeiさんを呼び止めたりして
私とすれ違わないように協力してる。
逆に私も「サチさーん」と呼ばれて行くと
「えーっとえーっとなんだっけ?💦サチさんに用があったんだけどなー💦」
そうこうしているうちに彼が無事に通り過ぎると
「あ、やっぱなんでもなかったー💦テヘッ」
なーんてことが数回あった。
気にしすぎと言われればそれまでだけど
2、3回も重なると、ははーん😏彼と私のすれ違いを防ぐためにやってんだなとお察し。
↑
これやってるの主に好奇心旺盛軍団。
そして仕事であまり絡まない彼と私の接点といえば
昼休みの過ごし方。
このブログの初期の頃は、昼休みレジチン待ちの
タイミングが一緒になると話せるチャンスなので
嬉しいと書いていた。
(今から思うとささやかな楽しみで懐かしい😊)
散々既出だが、うちの会社の昼休みは12時一斉休憩。
なのに休憩室にはレンジがひとつしかない。
毎回外食派はごく少数で、お弁当派が多い。
コンビニ弁当派も会社近くのコンビニは激混みで
買い物完了まで20分くらい要するので、
みんな買うだけ買って社内で温める。
その関係で昼休みのレンジ待ちがかなり発生するのだ。
でもコンビニで待つよりも、みんなでおしゃべりしながら
待つ方が精神衛生上良いらしく、
良いコミュニケーションの場となってるらしい。
もうひとつ、廊下の給湯室にもポットとレンジがあるのだが
こちらは少し歩くのと、
空調が効いてなく、夏は暑く冬は寒いのと
給湯室は同じフロアの別会社と共有なので
(レンジとポットは各会社のでシンクも別々)
みんなあまり給湯室までは行かない。
私はコミュ障なので、みんなとの会話がしんどいのと
待つのが嫌だったので給湯室派だったが、
彼もそうだった。
まだ関係が拗れていない頃は、
給湯室でタイミングが合うと話したこともあったのだが
あの大嫌い宣言でそれも嫌だったと言われてしまった。
前置きが長くなったが、この昼休みのレンジ待ちにおいても
彼は徹底的に私を避けている。
(塩対応の頃、一時期みんなと休憩室を利用していた彼だが、今から思うとそれだけ私と重なることが嫌だったのだろう)
どのくらい徹底的になのかというと、
私がお弁当持ってきた日→私がお弁当温め終わって席で食べ始めるまで自分の席でじっと待ってて、その後給湯室へ。
私がお弁当持ってきてない日→12時になるとサッと席を立って給湯室に行く。
これは2ヶ月半観察しての結果。
思い過ごしじゃないの?と言われそうだが、
本当にはっきりと別れてるのだ。
私は彼のことが好きだから観察してしまうけど
彼が私のお弁当の有無を把握していることが不思議だ。
だがよく考えればそれは簡単なことだった。
朝、私は出勤したらすぐ保冷バックから
お弁当箱を取り出して冷蔵庫にしまいにいく。
私の席は彼の左斜め前だから丸見えなわけで、
朝、チェックしているのかもしれない。
いや、わざわざチェックしなくても何となく気配でわかるのだろう。
やっかいなのは、私がカップラーメンとかパンの日
(笑)
出勤時になんやかんやすることなく
お昼までサブバッグの中で出番を待ってるわけで
ランチタイムにならないと私の動向が読めない。
彼のお昼は
・白米弁当+レトルトカレー
・カップラーメン
のどっちかがほとんどで
・時々近所のお弁当屋さんに買いに行く。
・週1で美穂さんからのお弁当
・月2〜3回ペースでオレンジちゃん達とランチ
てな感じなので彼もカップラーメン率が高い。
みんなみそ汁とかスープでお湯も使いまくるので
休憩室のポットがすぐなくなるのと
ウォーターサーバーのお湯も
みんなが一斉に使う関係ですぐぬるくなってしまうので
私は給湯室までお湯を入れに行くんだけど
彼がお湯を入れてるorレンジ使用中のときがあった。
そういうときは途中なのに切り上げて
猛烈ダッシュして去って行く。(もちろん無言)
大嫌い宣言後、1番初めに出くわした時は
彼、驚きのあまりカップラーメンを落としてしまった😱
↑
ヘタレ。
片付けを手伝ったほうがいいのか、
でもまだ大嫌い宣言後、数日しか経っていなかったので
体が思うように動かず、気まずくて
私も彼も固まってしまった。
そこへ美魔女さんがトイレに行こうと通りかかって
すぐに空気を読んでくれて、ここは大丈夫だからと
ビル管理室へ連絡。お掃除のおばさんを呼んでくれた。
これ以来、私がサブバッグを持っていない日は
12時になるとササっと給湯室へ、
サブバッグや保冷バックを持っている日は
ほぼ98%私が食べ始めるまでじーっと待っている。
ほぼ98%と書いたのは、
私がキレの良いとこまでやろうと12時オーバーしてる時や
他の人と話してるときなど、
待ち切れないのかこの隙に行ってしまえ!と
彼が先に給湯室に行ったり、
彼が眠すぎて寝たいときはさっさ行っている。
(この行動の日はたいてい寝てるから)
私の観察力もあっぱれだけどそれは気になるから。
(大嫌い宣言されてもまだ気になるのが我ながら不思議)
でも彼は私のことが「気になる」という点では
変わらないが「気になる理由」が彼と私では異なるのだ。
悲しいかな、彼は私のことが大嫌いだから
私と同じ空間という精神的苦痛を避けるための
観察なのだ。
大嫌い宣言されてから1ヶ月くらいは
私も彼の前に出たくない気分だったので
なるべくタイミングが重ならないように
最新の注意を払っていたが
年明けくらいから、そこまで気を使わなくなった。
傷が癒えてきたのか、彼と同じ空間にいても
平気になってきた。
というか、もはやどうでもよくなった😅
かといってもちろん積極的に関わることしないけど
極端な避け方はせず、普通に過ごすようにしている。
だから、スルーされようと挨拶もきちんとするようにしてる。
(いつのまにか彼に対して声が出るようになった)
これは人としてというか社会人としてのマナーと、
主人や親友からも、後々後ろ指をさされないように
最低限の挨拶とかはしといたほうがいいのでは?との
意見の影響もある。
更に彼の徹底的な避けぶりと
周囲の強力なガードがなんだか滑稽に見えてきた。
長くなってしまったので
次回、いくつかのエピソードをお送りします。