嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

コーヒー

彼(keiさん)は、バイトのために

お茶とかコーヒーとか

お菓子を用意してくれています。


(会社で用意されてる飲み物は

ウォーターサーバーとオフィスグリコの

ソフトドリンク)


彼のお茶やお菓子を食べて良い対象は

バイト5人のうち私を除いた4人。

初めはそこに気づかなくて、

私もいただいてたんだけど、

今は空気読んでもらってません。


さや姉やほのかちゃんはいただきまーす♪って

毎日食べたり飲んだりしてるんだけど

ナチュラルちゃんがあまり手をつけないことを

彼はいつも気にしています。


ナチュラルちゃんに好きなお菓子を

聞いてるんだけど、いつもナチュラルちゃんは

遠慮してふにゃふにゃはぐらかして答えない。


みんなコーヒーはブラック派なんだけど

「お砂糖ほんのりとたっぷりのミルク」派の

ナチュラルちゃんのために、彼が

砂糖とミルクを用意した。


コーヒーも初めはその辺で気軽に手に入るの

だったんだけど(ただしインスタント)

最近はあれこれ気を使ってる様子。

ついにはブルーマウンテンになった。

(さや姉とほのかちゃんはおいしー♪って喜んでる)


「ナチュラルちゃん、お砂糖とミルク、用意したよ。コーヒー、お口に合うかわからないけど、何かあったら言ってね^_^」


keiさんの、その言い方がすごく優しくて。


ナチュラルちゃん、「はいっ」って微笑んでたけど

やっぱりそのコーヒーには手をつけなかった。


keiさんがここまで気を使う理由のひとつとして

ナチュラルちゃんが大きな水筒を2つ持ってきているということがある。


ひとつは冷たいなんとか茶。(名前忘れた)

もひとつはコーヒー。

自宅からわざわざ持ってきてるから

ただでさえ荷物が多くて

カバンが家出少女みたいなナチュラルちゃん、

重い思いするくらいならと彼の気遣いなのだろう。


更には、みんな自分用のマグカップを

会社に置いてるんだけど、

ナチュラルちゃんは置いてないので

彼はナチュラルちゃんのために

マグカップまで用意した。

(しかもナチュラルちゃんが好きな某キャラ)


ある日、誰もいないとき、

ナチュラルちゃんが

「コーヒー1回くらい飲まないと悪いかなぁ」と

私に言ってきた。


私「1回と言わず毎日飲んだら?」


ナチュラル「でもぉ…」


ナチュラルちゃんの話をまとめると

ナチュラルちゃんのコーヒーはこだわりがあって

豆はハワイ在住のおばさんから送ってもらっていて

日本では販売していないものなのだそうだ。


そもそもインスタントは飲めないらしい。


お砂糖とミルクの加減もあるらしく、

毎朝、絶妙なブレンドにして納得してから

水筒に注いで来るらしいのだ。


ナチュラルちゃん「keiたんあれこれ親切にしてくれてるのに、そんなこと言えなぁい」


…たしかに。


私「たまには飲んだら?」


ナ「お口に合わないのだと気持ち悪くなっちゃうの」


うーむ。


私「アレルギーとかじゃないんだよね?」


ナ「うん。きもちのもんだい。」


ひらがなで書いたのがピッタリな口調で

答えるナチュラルちゃん。


そっかぁ彼女、お嬢様だもんね。

高級なものしか受け付けない身体になってるのかな。


じゃーkeiたんのきもちはどぉなるの?

ナチュラルちゃん風


好きな人が自分のために

あれこれ用意してくれたんだよ?


私だったら嬉しくて

たとえ苦手なものでもいただいちゃう。


ただ私は苦手なものを口にして

気分が悪くなるというそこまでの経験がない。

(まっず〜と思って終了)


気持ち悪くなってしまうのは大変だろうけど

keiさんの好意もわかるし、

そして好意を踏みにじられる辛さは

この私が1番よくわかってる。


私「でもここはひとつお仕事だと思ってほんのちょっとでも飲んだほうが良いかも…」


ナ「そしたらホントのお仕事が出来なくなっちゃう(>_<)」


そっかぁ〜 体調悪くなるのツライよね😖


私「じゃーマグカップに一応コーヒー入れて飲んでますみたいなのは?実際飲む飲まないはナチュちゃんに任せるけど、マグカップ使ってくれただけでもkeiさん喜ぶかもよ?」


ナ「keiたんいつもナチュのこと見てるから、コーヒー減ってないのバレちゃうよぉ」


ナチュラルちゃんもkeiさんからの視線感じてるのね(ため息)

彼、そんなに見てるんだ。


でもさすがにコーヒーの残量まで見てるか?

そこまでしてたら怖すぎ😱逆にヤバイよ。


私「そこまではわからないんじゃないかなぁ?私も飲み物残すことあるし、コーヒー残っても不自然じゃないよ」


ナ「なんかそれじゃぁkeiたんを騙してるみたぁい。サチちゃん嘘つきさんダメだよぉ。コーヒーさんも捨てちゃうのぉ?コーヒーさん泣いちゃうよぉ😣」


頬をぷうっと膨らませて

指でバッテン作りながら話すナチュラルちゃん。


その姿は同性から見ても

めっちゃかわいいんだけど

そのかわいい子から嘘つき呼ばわりされて

騙してるみたいのセリフにも

ちょっと傷ついた。


そして純真無垢なナチュラルちゃんに

私の醜い心を見透かされた気がした。




醜い心を承知で吐き出しますが


ここでの私の本音




そこまで言うなら用意してくれたコーヒー飲め。



ぎゃー!!!



我ながらクロすぎて呆れるわ。



もちろんそんなことは言えず


私「えーそんなぁ〜 💦そんなつもりじゃないんだけどなぁ😞どっちにもいい方法考えたつもりだったんだけど、私には力が及ばなくてごめん💦」


ここで他の人が来たので話は

なんとなく終了。


その後、ナチュラルちゃんは

コーヒーは飲まないけど

彼がくれたマグカップを使って

ウォーターサーバーのお水を飲むようになった。


それが彼女が見出した譲歩なのだろう。


ん?


んん?


んんん?


今ここまで書いて気づいたけど

ナチュラルちゃん、自前のコーヒーを

マイボトルからkeiさんがくれたマグカップに

入れて飲めばいーんじゃない?


でもね、keiさんにこんなに気を使ってもらえて

ホントうらやましいな。


人と比べちゃいけないことは分かってるけど

同じバイトで机も並んでるのに

チームが違うだけで、

いや、私という人間が受け入れられてないのか、

声かけてもらえないってすごくさみしい😞


あ、もちろんお菓子やコーヒーが欲しいのではなく

そういう関係がうらやましいのです。


そして、並んでお仕事してると書きましたが

ついにその体制が変更されるときが来たのです。


サチ、いよいよ席替えです!!