嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

プラス思考

前回からの続き。


女子会ランチに1人だけ誘われず、

社内で女子1人ぼっちでお弁当食べてたサチ。


不安なあまり、優しく声をかけてくれた藤木さんに

周りに誰もいないこともあって

気になっていたことを聞いてみた。



私「この前ちょっと聞いて気になってしまったんですけど…Sさんて派遣さんなんですか?」


藤木「そだよー😃知らなかったのー?」


藤木さんはあっさり教えてくれた。

私は人の人事のことについては触れてはいけないと

思っていたので、Sさんにも確かめられなかったし

藤木さんが答えてくれるとは思っていなかった。

藤木さんの目の動きや表情、声のトーンで

判断しようと思って聞いたのだ。


私「お仕事の期間が決まってるんですか?」


実はこれより少し前の1月いっぱいで

派遣の契約切れ?とかで会社を去って行った人がいた。

詳しい仕組みはよく分からないけど

法律との絡みで三年経つと延長が出来ないらしい。

仕事もできてみんなとの関係も良く、

誰しもがその人の契約終了を惜しんでいた。

このことを弊社では「3年の壁」と呼んでいる。


藤木「そうなんだよー聞いた?」

私「えっ…」ドキっとした。

藤木「Sさん、5月いっぱいで3年なんだよー」


私、ガーン😱


私「じゃぁ5月でいなくなっちゃうんですか😖」


藤木「うーん💦こればっかりはSさんの考えや生き方もあるから、なんとも言えないけど、会社としてはSさんには残って欲しいと思ってる。もしSさんも残りたいと思ってくれるなら、なんとか上手く繋げられる方法を考えてるところ」


ここで詳細は書くのを控えるけど

色々と難しい問題があるようだ。


私は思わず涙ぐんでしまった。

「Sさんいなくなったらわたしひとりになっちゃう😢」


藤木「あ、大丈夫だよ💦Sさんがいなくなっても、ちゃんと後任の派遣さん依頼するから💦」


そんなんじゃなくて😫


私「仕事だけじゃなくて😖」


どうしたの?というふうに

背をかがめてわたしの顔を覗く藤木さん。


私「私と話してくれるのSさんしかいないから」


藤木「ん?そんなことないでしょー」


私「わたしみんなから嫌われてるんです」


藤木さん、優しく微笑みながらも

「嫌われてるとか、そういう考えは辞めたほうがいいよ」とピシッと言う。


私「はい。でもココでは本当のことで…あのときKeiさんから言われたこと、当たってるんです。だからみんな(私のこと)嫌いなの」


藤木さん「Keiから言われたこと…」


私「私の話し方、態度全てが不愉快にさせてしまうみたいなんです。あれから気をつけてたんですけど…💦」


藤木さん

「あぁ…あれは気にすることないよ😅それにひとりになるって、バイトさんたちいるじゃん?」


私「…」


藤木さん「やっぱりKeiのグループの人とは話しにくい?」


*バイトの大部分はKeiさんチームなので。


私「いえ💦そんなことはないです💦私から話しかけるとみんな普通に答えてくれるんですけど…(正式には美穂さんを除き)言われてみると最近皆さんと話してないかも😣」

最後はつぶやきのようになってしまった。


藤木さん「最近Keiチームちょっと忙しいからさ、みんな余裕ないのとサチちゃんの気にし過ぎかもよ?」


私「うーん💦そうだといいんですけど…今日みんなでランチ行っちゃった😣」


え?というふうに社内を見渡す藤木さん。


藤木「確かに…みんないないね…」

ちょっと唖然としてる。


ここで私は女子会ランチのことを話す。

先週のバイトランチにも誘ってもらえなかったこと。

2つの会について、今までは声かけてもらえてたこと。


再び社内を見渡して


「うん…これは嫌だね。(サチちゃんが)落ち込むのわかるよ」


私「だから私みんなから嫌われちゃったのかなぁと」


藤木「うーん。サチちゃん(出勤が)毎日じゃないからさ、今日来ない日だと思われたのか、ランチ決まった日にいなくてそれで声かけそびれちゃったとかじゃない?」


そこで私は今まで女子会の日程が決まったら

必ずシフトの有無を聞きにきてくれたことや

LINEで教えてくれたことを話した。


藤木「そっかぁ…ここの会社は一部を除いて(好奇心旺盛軍団?)みんな大人だから、サチちゃんのことが嫌だから1人だけランチ誘わないとかしないと思うけど」


藤木さんはいったん言葉を切って


藤木「でも、もし本当に意地悪で誘わなかったとしたら、そんな人たちはいらない」


いつもの藤木さんの優しい顔が引き締まった。


藤木「そんな人たちだとしたら、こっちから切ってしまえ」


私「え…」


藤木「うん…わかるよ。お昼ひとりぼっちになって辛いよね。でももし本当に仲間外れとかするような人達だとしたら、そんな人たちと仲良くするよりも、1人のほうがいい」


私が絶句してると更に藤木さんの話は続く。


藤木「だってそんな人たちといて楽しい?」


首をふる私。


藤木「俺なんていつもひとりだよ。誰も誘ってなんかくれない」


私「それは上の立場の方だから、みんな遠慮してるんじゃないですか」


藤木「オレ、本社にいたときココの何人かと一緒に仕事してたけど、そのときも誰も誘ってくれなかったよ。今の立場じゃなくて、まだ若かったけど、誰からも声かけられなかった」


私「え…」


藤木「いいんだよ、それで。オレひとり好きだからさ。会社には友達作りじゃなくて仕事しにきてるんだから、元から会社の人とプライベートで絡むの好きじゃなかったんだよね。そのうち誰からも誘われなくなった。気楽でいいよー😄」 


なんて言っていいかわからなくて

私がえっと…と思ってると、更に藤木さんは


「だってさー、昼休みとか会社帰りとか自分のペースで過ごしたいじゃん?自分の自由時間を他人に合わせるなんてオレそーいうのダメなんだよねー」


自分のペース、自分の時間かぁ…


「だからサチちゃんもさ、めんどくさい人間関係に巻き込まれなくて良かったみたいに考えればいーんだよ😃」


めんどくさい人間関係…


藤木さんの言葉に少し心が上向きになったとき

再び社内を見渡してた藤木さんが

「ん?待てよ?」と何かひらめいたようだ。


藤木さんの話では、藤木さんが外に買いに行くときに

女子がつらつら歩いてるのと一緒に

オレンジ&里香さん所属チームの若い男性社員が

一緒にいたのを思い出したらしい。

更にいつもは社内でお昼を食べる派も

珍しくいないところを見ると

女子会ではなく、もっと大きな会なのではないか?と

藤木さんは推測。


「ちょっと待ってて」と藤木さんは言うと

休憩室の様子を見に行った。


だが、血相を変えて戻ってきた。

そしてささやき声で

「サチちゃんヤバイよ!ヤバイよ!」と

私を少し離れた場所に連れて行く。


このあと、思いもよらない展開が待ち受けていた。


*全部で4000字超えてしまったので2分割します