嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

ミーティング

ある日、藤木さんからミーティングやろうかと言われ

藤木さん、Sさん、私の3人でミーティングになった。

(藤木チームの中で私とSさんが独立した業務の関係で

元から3人でミーティングすることがよくあった)


そこで業務のことよりも、

この前、少し話してくれたあの件は大丈夫?と

彼のことで何があったのかを聞かれ、

詳細を話すことになった。


幸い(幸か不幸か?)私は彼から言われたことを

忘れまいとその日のうちにスマホのメモ帳に残していた。

ひとり心の中で処理するのは辛過ぎたので、

もし誰かに相談するときにグダグダにならないよう

更にそれを整理して箇条書きしていたので

藤木さんにも伝えやすかった。


話をひと通り聞いた藤木さん、


「(彼が)そこまで言うってことは、よほどの強い思いがないと出てこないね」


よほどの強い思い…


やはり私はそれだけ嫌われてるということか。


藤木さんの話では、あれから何人かからこの話を耳にして

それがサチから聞いてたことと少し違うこと、

ついには佐藤さんの耳にも入ったこと。


元から佐藤さんはあの飲み会にいて、

彼がキレて周囲がざわついてたのを

収めてくれた感がある。

佐藤さんは何があったか知らないが、あの日

Keiさんが怒ってたことは把握していたらしい。


藤木さんは、私から簡潔に話を聞いたときは

飲みの席の話だし、酔った勢いで

大きな声を出してしまったんだろう。

あのKeiが酔って説教(?)なんて珍しいけど

今後に引きずることはないだろう。

当初は私とKeiさん2人の問題だと捉えて

サチさんのケアをすれば大丈夫かなと考えていたらしい。


ところが、思ったよりこのことが社内に広まってること、

特に一部の人が面白がって騒ぎ立てて

私と彼の意思とは別にあらぬ方向に動いてることを知り

事態の収束に動いてくれたらしい。


何よりも私が会社にいずらくなって

やめてしまうことを心配してくれたらしい。


藤木さんは、Keiとは10年一緒に仕事してるけど

今までこんなことはなかった。

いつ何時も温厚で、怒るなんて一度もなかった。と驚いていた。


私は彼も自分でそこを認めており、話の最後で


このことは誰にもいうな、

言ったとしても誰もサチの言うことなんか信じないし、

俺のいうことのほうをみんな信じるから

嘘つき呼ばわりされるのが嫌ならだまってろ、

もし誰かに話して俺のところに巡り巡ってきたら

ここにいられなくしてやるからな!


と言われたことを話し、


「私の話を信じるか信じないかは藤木さんに任せます」


藤木さんは


「サチさんがこう言ってるんだから、もちろん信じるよ。Keiのことも、2人とも否定しない」


今こうして振り返ると、この場面で

Keiはそんなこと言わない、サチが嘘ついてるんだろうとか思っても言えないよね(ー ー;)


更に藤木さんが言うには、

私が相談したことは伏せて、あくまでも先日の

シフト変更のときに違和感があったことと、

飲み会でのことを周囲の何人かから聞いたと言うていで

彼に何かあったの?と聞いたそうだ。


でも彼はその件については黙っているらしい。


「Kei何もいわないんだよ」


そう言った藤木さんの顔が全てを物語っているように感じた。


佐藤さんも彼に、バイトさんのことで何かあったら

いきなり本人に注意するのではなく

まず上に相談してと話したらしい。


でも彼はわかりましたと言うだけで

その他は沈黙を貫いていたとか。


かといって酔ってて覚えてない

というわけでもなさそうだ、と藤木さん。


彼は何も言わないけど、外野がうるさい点については

藤木さんも若干脱力気味な顔して


「まぁあいつらはまだ若いというとこもあって好奇心旺盛だからね😓俺のところに話してきた人には釘刺してるけど、社内の大部分の人は大人だから、この話聞いてもあぁそうなんだ程度で軽く受け流してるし、その後のことは誰も気にしてないから。だからサチさんも気にすることないよ」


好奇心旺盛とかオブラートに包んで言ってるけど、

確かに雰囲気的には

彼と仲良しでノリがいい社員さんとか

西島チーム、オレンジちゃんたち若い子チームの一部が

面白がって首突っ込んでる感じ。


そして彼から言われた私の性格について藤木さんは


「キャラ薄くはないよね笑」


えっ😨藤木さんも彼と同じように思ってたの😖


でも藤木さんは


「個性が強いって良いことだよ。俺は逆に普通とか言われるほうが嫌だな。みんなと同じなんてつまんないじゃん。その個性を良い方向に伸ばしていけばいいんだよ。だからサチさんも自分を押し殺すことはない。オレはサチさんと話してて不快な思いをしたことはないよ😊」


藤木さんの優しい微笑みにじーん☺️


更に藤木さんは


「もうこれはどっちが悪いとかじゃなくて、相性の問題だからね。でも話聞いた印象だとサチさんは気にしなくていい。彼が今後も害があるタイプだったら、もっと対処するとか考えなきゃだけど、おそらく今後は害はないから大丈夫だよ」


そしてこのときのミーティングでは

今後、月毎のシフト申請はメールでよい、

(CCで藤木さん)

先日のような急な変更も、彼と藤木さんに

メールもしくはメッセなど、社内で使用してる連絡ツールでOKということになった。

勤怠関連以外で、もしどうしても彼と

関わらなくてはならないことが発生した時でも

全てメールでOK。

それさえも辛かったら藤木さんにまず相談。

何かあったらひとりで抱え込まないで

Sさんか藤木さんに相談してね^ ^と言ってもらえた。


こうしてミーティングという名の事情聴取?

お悩み相談?は無事終了したのだが、

このときミーティングルームの外で

オレンジちゃんが聞き耳を立てていたなんて

知る由もなかった。

小学生かー!!


このとき、ちゃんとした会議室が使用中で

天井との隙間があいてる(上手い表現が見つからない)

ミーティングルームしか空いていなかったのだ。


なので私が彼との喧嘩(?)を藤木さんに相談したことが

瞬く間に社内に広がり、それが女子会ランチで


「藤木さんに言うなんて、それでKeiさんの立場が悪くなったらどうしようとか考えないの?」


の発言につながったわけ。


てか、オレンジちゃん、聞くなら初めから聞いててよ!

あなたの知りたいこと全部話してましたよ😓


藤木さんが社内の一部から

好奇の目で見られてることを考慮して、

ミーティングという形をとってくれて、

はじめはオレンジちゃんもいつもの

ミーティングかと思ってたみたいだけど

途中で、ん?もしかして?と思い立って

ミーティングルームの前で聞き耳開始。


このときはほぼ終盤で、

藤木さんのシメの発言しか聞けなかったらしいんだけど、

それでも充分な収穫!


オレンジ探偵団みたいなノリで面白がってるけど

業務時間中に聞き耳たてるなー!


仕事しろー!