嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

好きの反対は無関心

前回のある日のランチタイム続き。


しーんとした中、お昼を食べ終わり、

私とKeiさんはお互いスマホタイムで終始無言だった。 


仲良しこよしのうちの会社の場合、

この席の距離感だと、相当仲悪くない限り、

会話するのが普通。

つまり私と彼は相当仲悪いってことだ 苦笑。


今から思うと、私と2人きりの空間は

徹底的に避けてる彼なのに、なぜこのとき

避難しなかったのかナゾである。


もし彼がいつもように避難してくれていれば

この後の展開はなかっただろう。


昼休み終了少し前、

入口のほうから賑やかな声が聞こえてきて

バイトのみんなが帰ってきた。


だが、自分たちの席周辺を見て皆固まっていた。


「ちよ、ちょっと…」

「あれいいの?」

「ヤバくない?」


美穂、りほ、さや姉がヒソヒソ言ってるところへ

オレンジ登場。


「お帰りー!どーしたのぉー?」


最近のオレンジちゃんは、バイトへの冷たい態度も

一部変更、美穂・りほには態度を軟化している。

特にKeiさんの件についてはライバルと言うよりも

同盟を組んでる感すらある。


りほ「あれヤバくないですかぁ?」と私の席を指差す。


美穂さん「なんでこんなことになってるんですかね?」


それはあなた達から誘われなかったからですよ。


オレンジ、私のほうを見るとニヤッと笑った。

これは面白いことになりそうだと

思ってるに違いない。


「ほんとだー!!やばーいっっっ!!!」


このときまで私は、私がぼっち飯やってるのを

面白がって嘲笑ってるのかと思っていた。


だが、彼女達の世界は更に斜め上を行っていた。


りほちゃんが


「なんで2人きりでごはん食べてるんですかー!!!」


え?そこ?


私とKeiさん、2人で食べてる意識全くなかったので

2人とも「へ?」とあぜん。


たしかにその場には2人だけだったけど

間には果てしない壁と距離があったし。


でも、外から帰ってきてオフィスに入ったら

周りの島誰もいなくて、その場にいるの2人だけだし

しかも共演NGの2人ということで

ヤバイと思ったのだろう。


りほちゃんがツカツカと私のところに歩いてきて


「Keiさんに話しかけたりしました?」


私「いえ💦特に何も」


りほちゃん「ならいいですけど!」


オレンジ「Keiさんだいじょーぶですかぁー? 」


Kei「はぁ…」


オレンジ「サチさんにひつこくされませんでしたかぁー?」


Kei「は?」


運の悪いことにそこへ今泉が通りかかる。

雰囲気を察知したのかニヤニヤしやがら


「なんだー?どーしたー?揉め事かー?」


あーやっかいなのがきた。

こいつホントに何でも首突っ込んでくる。

そして何でもないことでも勝手に揉め事にしてしまう。


オレンジちゃんが


「サチさんがKeiさんと2人で食べたくて、りほちゃん達とお外ランチ行かなかったの!」


えっ!なんでそーなる?


今泉「うわー!またかー?そこまでやるー?」


私「え?わたしランチ行くとか聞いてないですけど」


オレンジ「うそだー!どーせあたし行かないとか言ったんでしょ!」


だから誘われてないってば!


私「違う!違う!」


更にオレンジちゃん、

「サチさん誘ったぁー?」とりほちゃん達に聞いている。


困惑した顔でお互いを見ながら沈黙してる5人。


当然、誘ってないって言うよね?


美穂さん「えぇ、お声がけしたんですけど、中で食べたいからと…」 


えー!!!

なんだとー?!

もちろんそんなこと言われたことも言った記憶もない。


私「えー!!!そうだったんですかー?全然気づかなかった💦そんなん(中で食べたいとか)言った覚えないし‥」


美穂さん私のことは無視して

「サチさんに言いましたよね?」と

りほちゃんに聞いてる。


りほちゃん「えっ?えっ?そうだっけ?」


美穂さん「そうですよー!ほらーあのときサチさん誘ったじゃないですかー!」


りほちゃん「うーん、よく覚えてないけど美穂さんが言うならそんな気がしてきた!うん!うん!誘ったかも!」


なんで美穂さんが言うとそんな気がしてくるんだよ?


ナチュラルちゃんや希さんのほうをみたら

呆れた顔してその場を去っていった。

手にポーチ持ってたからメイク直しに行くのだろう。

あの冷めた視線はKeiさんストーカーの私に対してか、

こんなことでわいわい騒いでる好奇心旺盛軍団へなのか。


一方、さや姉はどうしたらわからないといった表情で

オロオロしてる。


オレンジ「はい2対1でサチさんの負けー」


勝ち負けじゃねーし。


私「えー何ですかーそれー!わたしホント何も知らなかったんですけどー!」


今泉「はいはい!言い訳はいいからー!」


オレンジ「あーあ!バイト仲間ちゃん裏切ってまでKeiさんと話したいんだ!」


今泉「こっわ!キモー」


キモいのはおまえの面とデコだ!


私「そんなんじゃないってば!自分の席でお昼食べてただけ!」


オレンジ「その席がこんだけ近いんだもん!Keiさんに何もしないわけないじゃん!」


あまりのひつこさについに私もキレた。


私「何もしないし!そんな気になるならオレンジちゃんたちが(Keiさんに)張り付いて見張ってればいーじゃん!」


はっ!言っちゃった。

さすがに彼の前でコレはまずかったか😰


彼、黙ってるけど嫌そうな顔してる。


オレンジ「ひっどーいっ!!」


酷いのはどっちだよ?

勝手に話膨らませるあんたじゃないか!


今泉「Keiなんでココで食べてたんだよー?休憩室来ればオレ達がいたのに」


Kei「あー全然思いつかなかったー」

ダルそうに返事してる。


オレンジ「こんなとこにサチさんと2人きりだなんてぇ〜いやですよねぇ〜?」


今泉「逃げれば良かったのにー。おまえ意外とドMなのか?」


Keiさん、今泉のひつこいツッコミと

ドM発言にいらついた感じ。


Kei「別に。オレ、サチがいたのなんてぜんっぜん気付かなかったし!!!」


ぜんっぜんの部分をやけに強調して言う彼。


えー!!!


目の前にいるのに気づかなかったなんて!!!


いくら嫌いだからって

わたしどれだけ存在感ないの?


さっき固まって立ち尽くしてたじゃん!

目合ったけど、あれどこ見てたの?


これにはオレンジと今泉も大爆笑!!!


オレンジ「ウケるー!!存在すら気づかれないなんてどんだけー!!!」


今泉「サチさんしゅーりょー!!」


りほちゃん美穂さんも

「何もないなら良かった」と

ホッとした笑みを浮かべてる。


オレンジ「サチさん、席が近いからってKeiさんに話しかけたりしないでね!!!」


そう言い放つと勝ち誇った顔をしてその場を去っていった。


なんなんだ、これは。


あんたのいうとーり席が斜め前なんだから

自分の席でお昼食べて何が悪い!



私の心は完全に打ちのめされていた。


ランチに誘ってもらえなかったショックと

公の場でKeiさんの中では全く存在がないと公表され、

しかも私はそのKeiさんのストーカーという設定。


惨めすぎるよ。


しかも美穂さん、なんで誘ったとか言い出すの?

あれで場面がより混乱したんじゃん。

あそこで誘ってないと言ってくれれば

その場で2人になったのは偶然って理解してもらえたかも知れないのに。


もしかして誘われたの私気づかなかったのかなと

LINEを見直したけど、やはり何もなかった。


今から思うと美穂さん、

私だけランチ誘わなかったことが分かると

バイトちゃんたち、サチのこと仲間外れにしてるーとか

言われて自分たちの評判が下がるのを恐れて

言わなかったとか?

だからあのときみんな困った顔して

誰もすぐ発言しなかったんだ。


または究極の選択として

「サチさんには私が声かけておきます」と

言っときながら、実際は声なんかかけなくて

周りには「誘ったんですけどぉ〜断れちゃいましたぁ〜」

またまた妄想が暴走だけど、

これは学生時代のバイトで実際に経験したことである。

ちなみにその人は私のこと大嫌いで散々意地悪された。

私の人生こんなんばかり。

だからネガティブな妄想が増殖するのである。


それにKeiさん、なんであの場で

サチがいたことなんてぜんっぜん知らないとか言うの?


そんな発言したら余計に盛り上がるのわからないの?


あー知らなかったっすー😒みたいに

淡々とでいいのに。


あーそっか。

炎上させたくて言ったわけ?


そんなに私をこの会社から追い出したいのかな。


いや、そんな小細工してなんになる?


ホントに私がいたこと気づかなくて

周りからなんやかんや言われて

ウザくなっただけかも知れない。


ついこの前はエレベーター待っていてくれたけど

やっぱあれは幻だったんだ。


好きの反対は嫌いじゃなくて無関心って聞いた。


これじゃ私、彼の中では無関心?


嫌われサチのほうがまだマシ。



登場人物

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