嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

探し物は何ですか?後編

前回からの続き。


Keiさんが離席中を狙って棚に物を探しに行った私。

(備品がしまってあるキャビネットはKeiさんの真横)

予想よりも早くKeiさんが戻って来てしまった。



思わずKeiさんに聞いてしまった。


「ココに◯◯ってないんですか?」


Keiさん、史上最大級の嫌な顔をして



「は?」



私「◯◯探しにきたんですけど…」


Kei「そこになければねーんじゃねーの😡」


すごく低い声で冷たく言い放つKeiさん。


このとき全てを悟った。


あぁKeiさんは本当に心の底から私のことイヤなんだな。


以前、別の物だけど、さや姉やナチュラルちゃんが

キャビネットで探し物をしてるときは

一緒に探してあげていた。

美穂さんのときに至っては、棚になかったらしく

美魔女さんに購入履歴があるかどうかまで確認しに行ってた。


直下のバイトだけでなく、他の人が探しにきたときも

すぐ側でごちゃごちゃやってるからってのもあるだろうけど

必ず「探し物ですか?」とか声をかけていた。

見つからない人に対しては

「大丈夫ですか?」「ありました?」とか

優しく声かけをして一緒に探してあげるのが

Keiさんである。


もちろん、私にはそこまでの対応は期待しないが

せめて「知りません」とか普通のトーンで言って欲しかった。


そこまで求める私が間違ってるのだろうか。


でも、同じケースで他の人には優しく対応するのを

知っているだけに、この差はかなり心にこたえた。


人と比べてショックを受ける私がめんどくさいのか。


というか、そんなに嫌なら席に座らず

いつものようにリフレッシュルームとか

仲良しの人たちのところに逃げるとかすればいーのに。


社内で不可抗力ですれ違いそうなときは

必ずそうするよね。


なんで座ってんだよ💢←彼の席ですから。


彼的にはサチのせいで自分の席に座れないなんて

納得いかなくて、無理やり座ったんだろう。


こいつはよどけよ😡みたいな。


私「…ですよね。失礼いたしました」と

意気消沈して去ろうとした私に更に追い討ちがっ。


彼「…ったく、オレの周りチョロチョロしてんじゃねーよ」


あぁやっぱり彼的には、

オレの近くにいたくて物を探すフリをして、

しかもオレに聞きたくて、わざと在庫ない物を探したんだな

とでも思ってるんだろうか。


そうでもなければそこは備品庫であって

日々色んな人がモノ取りに来るんだから

わざわざ「オレの周り」とか言わないよね😓


違う!違う!

彼目当てだったらKeiさんがいるときに行くでしょ😠


思わず私

「あなたじゃないから。棚だから。自意識過剰!」


言ってしまった後でヤバイ!とハッとしたけど

その割にはまだ冷静だったのか

周囲に聞こえないくらいのボソボソ声で呟いた。

周囲から自分は悪く思われたくない防衛策。←腹黒。


Keiさんが信じられないってものすごい驚いた顔で

私のこと見上げてた。

心の中とは裏腹に、Keiさんを睨みつけてしまった。


後ろ振り返ったらSさんが近くまできて

心配そうに見てくれていた。


私「ありませんでしたー」


S「えっ!なかった?私が見たのだいぶ前だからなぁー。サチちゃんごめんねー」


心なしかSさんもいつもより声を大きくして言ってる。


これで本当に物を探しにきたと伝わるだろうか。


そこへさや姉が「私持ってますよー」

他の人も「持ってるよー」「使うー?」

何人か声をかけてくれた。

みんな私物を持って来てるらしい。


どうやら周りには伝わったらしい。


その日はさや姉からありがたくお借りして

業務をこなすことが出来た。


ところが、彼の近くにいたくて

わざとキャビネットに無い物を探した疑惑は

私だけの妄想ではなかった。


この日はオレンジを始め、

好奇心旺盛軍団が珍しく静かだった。


おそらく、スネ夫とか今泉、

いつも悪ノリしてくる若手男子が外出中で、

更にりほちゃんがお休みだったというのもあると思う。

オレンジは一緒にノッてくれる人がいないと

1人では何もできないのか?

(トイレでは凄んでくるくせに)


だが席に戻ったら、ある社内のメッセージツールで

メッセージが届いていた。


開いたら


「サチ注意報!Keiさんに接近中!なんか探すフリしてKeiさんに話しかけてる!Keiさん目的でわざとだよ!みんなどーする?サチに言いたいけどまた藤木になんか言われたらウザいしね!ホントむかつくー!!」


「今Keiさん冷たく追い払ったー!ざまー!!」


みたいな内容で差出人はオレンジだった。


なんだこりゃ?

注意報とか接近とか私は台風ですか?


どうやらオレンジ、好奇心旺盛軍団に送信するつもりが

間違えてAllにしてしまったらしい。


オレンジ…さすがにこれはアホすぎる(笑)


このこっぱずかしいメッセージは社内全体に

行き渡ったと思われる。


私の周囲はドライな方々なので特に無反応だが

オレンジ側ではAllに気づいた人がオレンジに声かけてる。


このとき、藤木さんと佐藤さんは会議室でミーティング中。


「ヤバイ!ヤバイ!」と慌てて藤木さんのデスクに行くオレンジ。

おそらくメッセを消そうと試みたのだが

PCのパスワードが分からなくて断念。

「誰か藤木さんのパス知ってるひとー!!!」

とか言ってるけどみんなシーン。

やっぱこの日は味方が少ないからか?

てか、勝手に離席してる人のPCに触れるってどうよ?


諦めて藤木さんの席の帰りに私の席に寄ったオレンジ

「あんたのせいだからね!」


え?私のせい?

オレンジちゃんが勝手にメッセ間違えたんでしょ。

てか社内のメッセじゃなくてグループLINEとかにしなよ。


言い返したかったけど、

また揉めるのもめんどくさいのでスルー。

オレンジは何も言わない私にムカついたのか

更に何か言いたげだったけど足立さんに呼ばれて退散。


そのうちミーティングを終えた藤木さんと佐藤さんが戻って来た。


メッセを読んだのかちょっと2人とも訝しげな反応してたけど

このあと聞いた話ではオレンジは注意されたらしい。


藤木さんからさりげなく大丈夫?と聞かれたので

例の業務に◯◯があったら便利なので

探しに行っただけですと説明。

Sさんも自分があそこのキャビネットにあると

教えたと説明してくれた。


藤木さんもSさんも社内の大半の人間は

サチが仕事で必要な物を取りに行ったって

分かってるから大丈夫だよと言ってくれたけど、

それよりも私はKeiさんの冷たい反応のほうに

落ち込んでいた。


SさんはKeiさんが戻って来たとき

心配して見に来てくれたらしく、

Keiさんの発言が聞こえていたらしい。


「(Keiさんのこと)そういう人なんだと思えばいい」


このSさんの一言が心に突き刺さった。


いつ何時も人のことを悪く言わないSさんが

人のことこんな風に言うのは初めてだった。


更にさや姉とも話す機会があったが、

Keiさんの塩対応、ちょっと酷いなと思ってくれたらしい。


ちなみに私が彼に言った自意識過剰!について

さや姉は何か言ってるのは分かったけど、

内容は聞こえなかったようだ。

Sさんにおいては私の発言すら気付いていなかった。


…良かった。ホッ。←やっぱり腹黒。



あのとき、周りの何人かが「持ってるよー」と

声かけてくれたとき、みんな優しかった。


きっと周りの人もKeiさんの塩対応に気づいて

気の毒に思って声かけてくれたのかも。

(Keiさんの声はそれなりに通ってたから)


わかる人は分かってくれる。


わからない人は、住む世界が違う人種なんだ。


そして残念ながらKeiさんとは

一生分かり合えることはないんだな。


そう思ってやっていくしかない。


今まで散々こんなことがあったのに

相変わらずKeiさんのことが気になるのはなぜだろう。

普通ならここまで来たら諦めるはずだ。


これはもはや執着の域に達してるのだろうか?



後日、私の席の近くの棚にちょっとした文房具類が

まとめられていた。


藤木さん「わざわざあっち(Keiさん側)まで取りに行かなくてすむように、使いそうなもの少し置いといた😄」


他の人もいちいち行くのめんどくさかったから

良かった的なこと言ってた。


そして、もしあっちのキャビネットに用があるときは

藤木さんやSさんにお願いしていいからと言ってくれた。


たしかにある程度使用頻度が高いものは

こっち側にもあったほうが効率が良いよね^ ^