嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

モノより気持ち。

前回、彼から他のバイトちゃんへの

お菓子の差し入れの話しを書きましたが、

いつもは心の中でいいなぁ〜うらやましいなぁ〜と思っているだけでした。


ところがっ!


ある日の帰り際、彼とナチュラルちゃんが仲良く話しているのが聞こえてきました。

明らかに仕事の話ではなく、普通のおしゃべりです。


彼「明日のお菓子何がいい?」


彼、いつもオフィスグリコか近所のコンビニで買ってきて

ナチュラルちゃんとバイト1ちゃんに差し入れてたのですが

ネタが尽きてきたのかな?


ナチュラルちゃん「えーっ♪(と言いつつ嬉しそうに笑ってる)いつもいただいているので大丈夫ですよぉ」


彼「いーからいーから!リクエスト受付中♪」


バイト1ちゃんは帰った後(早退)でその場にいなくて。


2人で笑いながら話してるシーンを目撃して

私の中で醜い感情がふつふつと湧いてくるのを抑えることが出来ませんでした。


ナチュラルちゃんは最後まで遠慮して

お菓子のリクエストはしませんでしたが

終始和やかな雰囲気で。


ナチュラルちゃんが帰ったあと

彼に書類を提出しにいったとき

彼はまだナチュラルちゃんとの会話の余韻が残っているのか

ピンク色の頬をして少し口角が上がって

気持ちが高揚しているのが伝わってきました。


私「keiさん、今大丈夫ですか」


彼、途端にサーっと顔が青白くなり、厳しい表情になって

テンションただ下がり。


きっと、ナチュラルちゃんとの余韻に浸っているのに

邪魔するなよってことでしょうか。


てか、まだ業務時間中だし

私は真面目な仕事の用事だし

だいたい私はあなたの余韻まで考慮する必要あるのか?


私の中で何かが弾けました。


書類にサインもらって


彼、素っ気なく「はい、おつかれ」


いつもならここで

「ありがとうございます。お先に失礼します」

なのですが、


私「ふーん。お菓子の差し入れとかしてるんだ」


気づいたらこんな発言してる私がいました。


彼「あー仕事手伝ってもらってるからね」


さっきの優しい笑顔とは真逆の無表情で淡々と話す彼。

声も低いです。


ナチュラルちゃんや他のバイトちゃんと話すときは

作業を止めて、ちゃんと体を相手に向けて目を見て話すけど

私のときは手はキーボード、目はモニターのまま。


私「ふーん。ナチュラルちゃんとバイト1ちゃんには優しいよね」


何言ってんだ?辞めろ!

2回目の飲み会のように、心の中で辞めろって叫んでるのに止まらない。

しかもこの日はお酒入ってないのに😱


ここで彼、初めて手を止めて私を見る。


ゾッとするほど冷たい目。


彼「チームkeiの特権だから」


私「私は違うの?」


彼「藤木さんチームでしょ」


藤木さんとは私に仕事の指示をくれるチームのリーダーです。

藤木直人さん似だから藤木さん(仮)てことで。


ここで私はやっと気づいたのです。

私は、特にナチュラルちゃんとは

同じ日に入社したということもあって

バイトちゃん達との仲間意識が強かったけど

彼からしたら私は全くの別物だったんだ!


でもな、勤怠管理は彼だし。

私だって3分の1くらいは彼チームに

足突っ込んでない?

それに今は他チームのアシスタントメインで仕事してる

バイト2&3ちゃんとは仲良くしてるよね?


私「わたしもkeiさんチームに片足くらい入ってるかと思ってた」


ここで、彼、初めてニヤッと笑い、


私、なぜここで笑う?と今度は私がゾッとした。


彼「じゃー明日はサチさんの分もお菓子用意しとくね」


ちょ、ちょ、待って!


これじゃ私がお菓子がほしくて言ってるみたいじゃないか!


てか、彼は完璧そう思ってるよね?


私「そうじゃなくて!」


思わず語気を強くしてしまい、彼もえっという顔。


私「お菓子が欲しいんじゃなくて!気持ちだよ!」


彼「???」でもそらすことなく私を見ています。


私「そういう気遣いができる関係っていいなぁって羨ましかったんです」


ここまで言って何だかいたたまれなくなって


「お疲れ様でした」


サーっとその場を退散。


あー私ってば何やってんだ?


ホントめんどくさいしイタいおばさん!


イタい、イタすぎる…


彼もそう思ってるに違いない。


彼からしたら俺の部下じゃないのに

何でここまで言われなきゃいけないわけ?

ですよね。


もう消えてしまいたい…


2日後、その次の出勤時。


行きたくないなぁ…とうつむきながら


おはようございます


と寝起きドッキリ並みの声で(ふるっ!)

ささやくように出勤。


私の机にお菓子が置いてあるのを見て


カーッと恥ずかしくなりました。


穴があったら入りたいとはこのことか。


私が出勤してきたのに気づいた彼が

私の方へ歩いてきました。


彼「おはようございます」


私「おっ、おはようございます」


彼から挨拶してくれるなんて滅多にないことです。


(こう書くと嫌な奴みたいだけど、ただ挨拶する機会がないだけです)


彼「お菓子、これサチさんのね」


彼、珍しく微笑んでいます。

私に対してこんな顔してくれるなんて

初めてかも知れません。


私「あっ、ありがとうございます」


それから彼は気を使ったのか、

それともめんどくさいことに巻き込まれたくないのか、

(おそらく後者)

私の真横で2人にお菓子をあげることはなくなりました。


私が休みの日にお菓子をまとめて差し入れてるようです。


というのも、良い子な2人は

「これ、昨日keiさんからもらったお菓子です♪」

と、必ず分けてくれるのでバレバレなのです^^;


女子のネットワーク甘く見るなよー


彼も詰めが甘いなー 苦笑。