嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

スネ夫

彼と西島さん達とのランチ当日。


昼休み、西島さんが私たちのところに

「メシ行くぞー!!」と

元気よくやってきました。


いつものようにさや姉が気を使って私に

「行ってくるね」と言ったとき

彼が「今日はサチも行くから」


みんな えっ?そなの?って驚いてる。


特に西島さんがヤバそうな顔してる。


さや姉だけはわぁ〜(^o^)って顔してくれた。


えっ?は私だよ。

みんな私も行くって知らなかったの?

てっきりkeiさんが言ってくれてると思ってた。


みんなの驚いた顔見て

うーん わたし場違いかなぁ?



…その予感は後ほど痛いほど当たることになーる。



かくして西島さん、西島チームの営業さん、彼、さや姉、ナチュラルちゃん、私の6人で移動。


今日は珍しくほのかちゃんとまりえちゃんがいません。


お店に着くと、西島さんチームの営業さんの

スネ夫さんが、(スネ夫っぽいので勝手に私の心の中で命名^^;)

順番待ちで先にいました。


会社近所では大人気のお店らしく

この日もビジネスマンやOLさんが

列をなしてました。


スネ夫「西島さん、ヤバイっすよ💦オレがついたときちょうど満席になって、4人だとすぐ空きそうなんですけど6人だとちょい待ちっす」


西島「6じゃないよ、7人だよ」


スネ夫「ファッ?」


そして私に気づいて


「せんぱ〜い!そりゃないっすよー」


露骨に嫌な顔された。


そう、このスネ夫、正直言って私は苦手。


西島「何が?」


スネ夫「この人(私)藤木チームじゃーん!これじゃ、ヤツの話出来ないじゃないっすかー」


ヤツとはおそらく藤木さんだと思われる。

そーいえばスネ夫さん、この前、藤木さんから

すんごく怒られてたからそのグチでも言いたいのかな。


西島「まぁまぁそう言うな^^;(話)しても大丈夫だよ」


スネ夫「オレ、敵チームは信用ならないっす」


ふくれっ面で私を睨むスネ夫。


なんだこいつ。小学生か。

今までほとんど関わったことなかったけど

噂で聞いたり、何となく見てて感じてたけど

ホントに何でもかんでも

口に出すキャラだったんだー!


実はスネ夫、社内でも

「一言多いキャラ」で有名で

悪気はないんだけど、思ったことを後先考えずに

すぐ発言するタイプ。


これを言ったら相手がどう思うかとか

どうなるかとか一切お構いなし。


自分が好きな人には愛想よく振る舞うけど

それ以外の人に対しては

けっこう相手の心をえぐることを言うタイプ。

しかも無自覚でやってるから尚更やっかい。

そして社交辞令と言う概念がないのか

本音と建前のうち、常に本音で攻めてくる。

(建前がないのか?)


周りが注意しても

「嫌なものは嫌と言って何が悪いんすかー?」

「自分の意見言ったまでなので、何がいけないのか全く思い当たらないっす」

「何でオレが気を使わなきゃいけないんですかーてか気遣いってなんすかー」

とあっけらかーん。


もちろんイヤなところだけではなくて

底抜けに明るく陽気なキャラ。

細かいことは気にしないらしい。


良く言えば素直。悪く言えばうましか。

目上の人には甘えるタイプなので、

好かれる人には好かれるけど、

嫌われる人には嫌われるタイプ。


西島さんはスネ夫のこと可愛がって面倒見ている。


仕事でも、お客さんから

思いっきり好かれるか

嫌われるかのどちらからしい。

時々、クレームが来ることもある。


これで営業成績がいいのが不思議。


みんな「あいつあれさえなければいいヤツなのになー」って言ってる。


御機嫌斜めのスネ夫を横に、

西島さんがお店の人に7人って訂正に行こうとした。


「7人だったらもう今日はメシ食えないっすよー」

とブスッとして言うスネ夫。


いたたまれなくなった私は

「わわわわ、わたし戻ります💦」


さや姉も

「ならあたしも戻るよ」


keiさん「待て。大丈夫だから」


西島さん、

「ちょちょちょっと待ってよ💦ココ座敷あるから7人でも入れるよ」


実は西島さん、さや姉のファン。

てか本気で狙ってる。(かわいい奥さんとお子さんがいるのに)

さや姉がkeiさんのこと好きだと言うことは

気づいていないようです。


スネ夫「ほーらー!さやちゃんまで帰ろうとしたじゃーん!!」


えっ?私に向かって言ってる?私のせい?


スネ夫「空気読めよー」


スネ夫の口尖らせた顔見て

私も抑えきれなくなって


「わたし?」


「当たり前だろー!オレ6人って聞いてたし!どうせ私もランチ行くぅ♪って金魚のクソみてーについてきたんだろ?誘われない時点で空気読めよ」


ひっひどい…


たしかに今まで誘われなくてさみしかった。


やっと誘ってもらったランチで

こんなこと言われるなんて😖


その気持ちがこみ上げてきて泣きそうになったとき


「オレがサチ誘ったんだけど」


keiさんが低い声で発言。


スネ夫「マジっすかぁ〜?」


西島「そうなの?!」


さや姉「えっ…」


みんなほぼ同時に発言。


もひとりの営業さんは訳分からなくてポカン。

(ほぼ空気)


一瞬シーンとなったとこへナチュラルちゃん


「keiたんもサチちゃんのこと誘うことあるんだー」


とつぶやく。


普段めったに言葉を挟まないナチュラルちゃんの

貴重な発言。それだけに重みがある。


keiさん「うん、たまにはサチも一緒にって思ったからだよ」


一瞬、しーんとなったあと


西島さん思い立ったように


お店の人に人数変更を言いに言った。


私はもう居づらくて、ランチなんてしたくなかった。


なんでたかがランチでこんな思いしなきゃならないんだろう?


これなら会社のデスクで1人で

食べてるほうがマシだ。


そこへお店の人が出てきて


「お客さーん、6名様なら今空いたんですけどー7名さまで間違いないですよね?」


スネ夫が「あ、ろく…」

おそらく、6人でって言おうとしたんだと思う。


西島さんがそれにかぶせるように


「7人でお願いします」


あーなんてタイミング悪いんだろー。


元々の6人だったら席につけたのに。


お店の人

「7名さまでしたら奥の座敷になってしまうんですけど、今食べ始めたばかりですので、もう少しお待ちいただくことになりますが…」


西島と彼「待ちます」


ブスッとしてるスネ夫。


待ってる間も他のグループは次々と呼ばれて行く。


お店の人が出てきて

「7名様、4名3名とかテーブルが別れてならご案内出来るんですけど…」


西島「それって隣のテーブルですか?」


お店「いえ、離れてしまいます…」


スネ夫「もうそれでいいっす」


西島と彼「いえ、出来れば皆で座りたいんで待ちます」


お店「そうですか…もう少しお待ちくださいね。申し訳ありません」


スネ夫「先輩、もうこの際テーブルバラバラでもいーじゃないですか。オレと西島さんとkeiさんと営業さんで。女子は女子会ってことで」


西島「みんなで食べようよ」


西島さん、みんなって言ってるけど

さや姉と離れるリスクを避けたんでしょ。


みなさん、わたしのせいでごめんなさい。


私がいなければ、今頃おいしくランチしてたのにね。


あーなんでこうなっちゃうんだろう。


そして20分過ぎた頃、やっと呼ばれた。


続く。