7人の壁
スネ夫劇場 第2話。
初めて彼からランチに誘われて
(もちろんみんなでだけど)
喜んだのもつかの間、
強烈キャラ、スネ夫の登場で
暗雲が立ち込めるランチ。
やっと店内の奥座敷に案内されて
ホッと一息つく一同。
この日はまだ猛暑日で汗が噴き出す。
おしぼりで顔を拭いちゃう西島さんとkeiさん😅
いくらカッコいいと言われてる2人でも
やっぱおじさんなんだな 笑。
そこへ鋭くツッコミ入れるスネ夫。
「おしぼりで顔拭くとおっさんですよー」
西島さん、一瞬やっちまったって顔してさや姉の様子を伺う。
「暑いですよねー冷たいおしぼり気持ちいいですよねー^ ^ウチの旦那も顔拭きますよー😁」
それ聞いてホッとした様子の西島さん
「えー?さや姉のダンナさんてまだ20代だったよねー?」
と盛り上がって笑ってる。
私は隅っこでひたすら黙って銅像になる。
あーこのまま和やかな空気でランチが終わりますように。
しかしそこへ
「あーあちー。6人だったらとっくにメシ食べれたのに」
とブーたれるスネ夫。
出たっ!この男、何で蒸し返すかなー。
奥の座敷はエアコンの風が届きにくいらしく
ちょっと蒸し暑いからイラついてるのかな。
彼「今日は混んでるから6人でも7人でも対して変わらなかったと思うよ」
スネ夫「変わりますよ!6人だったらもっと早く店に入れましたよ!実際呼ばれたじゃないですか!」
彼「そんな数分くらい…」
スネ夫「昼休みの数分は貴重っすよ!それに分レベルじゃないっす!10分くらい差がありましたよ!」
↑
細かいことは気にしない性格なんじゃなかったの?
西島「まぁ何とか座れた(店に入れた)んだからいいじゃないの」
スネ夫「良くないっす!オレそーやってなぁなぁにするの嫌いなんですよねー」
西島さん、ちょっとイラついて
「じゃーどうしたいの?」
スネ夫「オレはとにかく6人だったらもっと早く店に入れたのにってことを言いたかっただけっす!」
西島「それ言ってどーするんだよ…」
スネ夫「どうもしないっす!オレは言いたいことを言ったまでで!」
西島「そーゆーことはわざわざ言わなくてよろし!」
スネ夫「なんすかー!オレが何言おうと自由じゃないっすか!ここ日本ですよ!基本的人権の尊重っすよ!」
西島「発言する前に一度言おうとしてることを考えてみようよ。それ聞いてどう思う人がいるかとかさ」
スネ夫「オレ他人にどう思われようとぜんっぜん気にしないっす!いちいち人のことまで考えてられないっすよ!」
初めはいたたまれない気分だった私だけど
だんだんおかしくなってきた。
これが噂に聞いていた「スネ夫節」かぁ。
あー言えばこー言う。
ネチネチネチネチ…エンドレス。
いくら注意やアドバイスしても暖簾に腕押し、糠に釘。 (意味あってる?)
全く効かない。
これにギブアップして一切スネ夫に関わらない営業さんもいるとか。
初めて聞くスネ夫節に
呆れと共に笑いがこみ上げそうになってきたとき
「なんかこれじゃサチちゃんが責められてるみたい😢かわいそうだよぉ」と
うるうるするナチュラルちゃん。
うぎゃっ😱
それはそうだけど、わざわざ言わなくていいよ😵
みんなもスネ夫が何を言いたいのかわかってるけど
でも、おそらく私に気を使って
「あえて」そこはスルーしてたのに😰
ナチュラルちゃんの発言で
私がいなくて、当初のメンバーだけだったら
もっと早くお店に入れてたことが
強調されてしまった。
ナチュラルちゃんもスネ夫とは別のタイプの
素直な性格ってことを知ってるので
本心から私のことを心配しての発言ということは
重々承知だけど、
でも、でも
このときは黙ってて欲しかった。
と思ってしまう私は醜い心の持ち主。
ナチュラルちゃん本気で涙ぐんでるし。
はぁ〜
ナチュラルちゃんの涙はダイヤモンド。
私の心はドス黒いヘドロ。
スネ夫、得意げに
「それな!オレはサチさんとはひとっことも言ってないっすよー!でも第三者からそんな風に見えたってことはみんなそう思ってるってことですよね!」
この場合の「みんなそう思ってる」とは
サチがいなくて6人だったら
猛暑の中、外で待たずにもっと早く
お店に入れてランチ出来たのにって意味。
彼「オレはそんな風に思ってないよ」
さや姉「私も」
西島「うんうん」
もひとりの営業「…」←空気。
ナチュラルちゃん「サチちゃんかわいそ」とシクシク。
私、なぜかナチュラルちゃんをなだめてる。
彼「スネ夫、おまえひつこいぞ」
スネ夫「粘り強いのがオレの持ち味なんっす!」
ここへやっと頼んでいた定食が来る。
しょうもない話だけど、次回へ続く。