嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

妄想が暴走

珍しくほぼリアルタイム更新。

そして超長文です。


数日前のある日、りほちゃんは私用(もちろん遊び)

さや姉とナチュラルちゃんは体調不良、

希さんは忌引きのためお休みで、

チームKeiのバイトは美穂さんひとりだった。


更にKeiチームの社員さんはみんな外出で

Keiさん以外誰もいなかった。


そしてKeiチームの隣の島、つまり私の席の島は

Sさんは通院のため(花粉症が酷くて)早退。

私の隣の「近所の会社のお友達」の回に出てきた

素朴系男子社員くんは有休、

更に同じ島の派遣さんたちは健康診断、

その他の社員さんはお子さんの休校関係で休みとか

ミーティングとか外出とかで

とにかく異様に人口密度が低い日だった。


つまり、私の席の周りには

私とKeiさんと美穂さんしかいなかったのである。


おまけに上の立場の佐藤さん、藤木さんも

本社への用事で留守。


午後のひととき、お腹いっぱいな時間てこともあり

なんとなく社内にはゆるい雰囲気が漂っていた。


そんな中、Keiさんと美穂さんが話していた。


初めは仕事の指示だったが、

そのうち話は脱線し、お互いの趣味のバイクの話になっていた。


声はヒソヒソだけど、

誰かがうるさいからと有線をオフにしたこともあって

わたしには2人の会話がよぉ〜く聞こえてきた。


そしてKeiさんが唐突に


「美穂さんさぁ〜」と何か言いかけて止まった。


少し間をおいて


「賀来くんのことで困ってることある?」


賀来くんとは、昨年の夏に中途入社してきた

西島チームの社員。

賀来賢人似で高身長の27歳。

明るくて発言も行動も今どきの若い男の子って感じ。


美穂さん急に賀来くんの話題に変わったので

「え?」とちょっと戸惑ってる。


Keiさん「賀来くんの対応で何か困ってることある?」


美穂さん、へ?って感じで

「特にないですよ💦」


それ聞いてKeiさん


「そっか💦ならいいんだ😅あいつまだおこちゃまだからさ💦なんかあっても多目に見てあげて😅」


美穂さん「お子ちゃま笑ふふふ☺️」


妙にこの会話が引っ掛かった私は

そっと彼の様子を伺うと

耳まで真っ赤にしてニコニコしていた。


それから一瞬、仕事の話に戻ったけど

美穂さんが


「わたし賀来くんとはあまり話したことないんですよ💦」


彼「そーなんだ?😃」


彼のその声は安心しきっていた。

ある作戦で彼にバレずに彼の表情を観察していた私は

真っ赤になりながら微笑んで頷いてる彼を見て

こんな顔、今までのサチ調べ的には

美魔女さんやナチュラルちゃん、

さや姉にも見せたことない顔だと衝撃を受けた。


彼がなぜ突然、唐突に賀来くんの話をしだしたのか。


初めは一瞬、仕事がらみかと思ったが


ここからは全く私の妄想なんだけど


妄想その1

お子ちゃまとかいうワードを出してくるあたり

27歳の賀来くんに張り合ってるのではないか?

なぜ張り合うのかというと妄想その2へ続く。


その2

社内の男性から大人気の美穂さん、

社員だけの飲み会で美穂さんのこといい女だよなー

みたいな会話になって、盗られちゃうとでも思ったのだろうか。


その3

賀来くんが美穂さんのこといいとか狙ってるとか

言い出して、彼は焦ったのかも知れない。

(=年齢には勝てない)


その4

あるいは美穂さんと賀来くんが

親しげに話してるところを目撃したのかも知れない。

でも美穂さんは賀来くんとあまり話したことないと言ってたからこの仮説はナシか?


その5

あるいは、背が高くておしゃれさんな賀来くんは

社内でもKeiさんの次にイケメンと言われてるので

美穂さんの中で賀来くんの存在度を知りたくて

聞いたのか?


そして妄想番外編。

もし100歩譲って仕事がらみだとしたら。


実は今まであまり詳しく書けなかったけど

美穂さんをはじめとする彼チームのバイトは

彼だけでなく西島チームのアシスタントも兼ねている。

どういうわけか、ほのかちゃんと

12月で退職したまりえちゃんは西島チーム所属だけど、

美穂さん、さや姉、ナチュちゃん、りほちゃん、希さんは彼チーム所属という住み分けがあり。

(ちなみにまりえちゃんの後任はバイトではなく派遣さんが入りました)

彼チームのバイトは基本的には彼チームのアシだけど

西島チームとも連携しながら、西島チームの仕事も受けている。

なので西島チームのメンバーとも関わりがある。


基本的にはKeiさんが窓口になって受けて

それをバイトに振り分けるスタイルだけど

時々、直接やりとりしているようだ。


そして超個性的軍団西島チームの中には

言い方がキツイ人や質問しにくい人がいると、

以前、ナチュラルちゃんから聞いたことがあった。


キツイ言い方の人は昨年辞めたのだが、

もしかしたら賀来くんも仕事やりにくい面があるのかも知れない。


(実は私も賀来くんに仕事上である対応をお願いしたことがあったんだけど、華麗なるスルーされて未だに未対応という案件が数件ある。

藤木さんが状況聞いてくれたけど、スルーだそうだ)


美穂さん以外のバイトから賀来くんについて

相談があったのかも知れない。


更にKeiさんは賀来くんの入社当初、教育係を務めていた。

(西島チームはみんな個性が強すぎて後輩の育成に向かない)

面倒見の良い彼は、見た目は仲良くしていたが

何か思うところがあったのだろうか。


そして、賀来くんは彼女持ちだけど

里香さんと仲が良くいつも2人で話してる。

飲み会では同じ路線ということもあり

最終的には2人で消えてるらしい。

2人曰く朝までおいしいコーヒー飲んでいたそうだ。

新婚の里香さんもよくやるなぁと思うけど

賀来くんも女性関係が派手らしい。

(なんか昭和的な言い方だな)


たくさんの女の子と仲良くしてる点では

Keiさんも同じだけど、彼が好かれてるのは人柄である。

賀来くんはそこまでの人望はまだないのかも知れない。


そういう意味を全部含めて

「対応に困ってることある?」

という表現になったのだろうか。


いやいや、これは彼が美穂さんに対して

思わずそういうことを聞いてしまうくらい

真剣な気持ちと認めたくなくて

私が以前ナチュラルちゃんから聞いた

仕事やりにくい人のことを参考に

無理やり仕事がらみだよねって思い込んでるに違いない。


なんてったって「お子ちゃま」なんてワード出すくらいだから

彼の中で賀来くんに対して張り合ってるよね。

賀来よりも俺の方が大人だよアピ。


仕事がらみだったら「まだ若いから」とか

「この業界初めてだから」とか色々オブラートに包んだ言い方するでしょ。


だから妄想2、3も濃厚だけど1番有利な妄想は5。


美穂さんが賀来くんのことをどう思ってるのか

知りたくて

一見仕事がらみに見せつつ、探ったのではないか。


よく考えたら、彼と美穂さんはプライベートでも

仲良くしてるんだから、こんなとこで聞かなくても

飲みのときにサラッと話せばいいのに。


でもあえて仕事中に聞いたのは

無駄にプライドの高い彼だから、

美穂さんのこと本気で好きだと知られたくなくて、

仕事がらみを装ったような気がする。


でも、一応周りに人がいない機会を狙ってて

それがこの日、絶好の空間が出現したから

思い切って切り出したのだろう。


唯一聞こえそうなのはサチだったけど、

こいつ隠キャだからどーでもいいとでも思ったのか、

もしくは存在そのものがなくて

私もその場にいないことになっていたのかも知れない。


そしてこのあとの美穂さんの発言が全てを物語っている。


「賀来くんとはそんなに話したことないので安心してください😊」


さすが大人だ。

彼の気持ちを汲んで、安心させるようなこと言える。

美穂さんも彼の気持ちに気づいているのだろう。


それ聞いた彼は首まで真っ赤になって

ひたすら微笑みながら頷いてた。


そして

「良かった😊それなら安心しました☺️」


このときの彼の顔は今までにないくらい

優しくて、上手く表現できないけど

なんかすごくかわいかった。


そしてこれを見て、情けないことに

私はその後の仕事が全く手につかないくらいの

衝撃を受けてしまった。


あ、彼の表情まで確認できた私のある作戦とは

早退したSさんから今日中の急ぎの入力を頼まれてて、

その資料がSさんの机にあるので

わざとそれを取りに行くフリして時々Sさんの机と

私の机を行き来していた。

そのときにさりげなく見たり

(でも完全に2人の世界に入ってたので私の視線には気づいていない)

時には資料探すフリしてモニターの隙間から

彼と美穂さんをチラ見。

この件だけは、ストーカー認めます(笑)


そして、今まで散々いろいろな話を聞きながら

なぜ彼と美穂さんの会話にここまで衝撃を受けたのか。


それは2人だけの会話をちゃんと聞いたのが

ほぼ初めてだったからだと思う。


今まで彼に関する情報がたくさん入ってきたけど

思い返せばどれも周りからこーなんだってよとか

あんなことがあってねとか、

Keiさんと飲みに行ったんですとか

いわゆる外野からの情報が多かった。


彼の発言も耳に入ってきたけど

大勢と話してる中での会話が多かった。


昼休み時間があるときは

オレンジちゃんと2人で遊んでるけど

それは大人が子供と遊んであげてるみたいな

見ていて微笑ましい光景だった。

それにKeiさんがオレンジちゃんのことを

完全に子供扱いしてるのを見てて分かってたから

無意識に安心してたのかも知れない。


りほちゃんも積極的に行ってるけど

明るく元気に行きすぎてるのと、

彼女はある意味Keiさんを落とすまでのゲーム

みたいに捉えてるのが伝わってくるので

今のところ見ててもそこまで凹まない。


美魔女さんも、よく2人で話してて

今まで数々の疑惑はあるけれど

10年の絆を感じるし、

美魔女さんには他にも何人かパートナーが

いるのを聞いてるし、

よく考えたら2人で話してるシーンは見ても

その内容までしっかり聞いたことはない。


今回の美穂さんと彼の会話で衝撃を受けたのは

生々しかったからだろう。


午後のまどろみも手伝ってか、

そこには何とも言えない雰囲気が漂っていた。


今まで聞こえてきた彼の発言や口調は、

話してる相手の女の子はオレのこと好きという

絶対的自信で溢れていた。


それが今回、美穂さんへの思いを滲ませながら

探るように聞いてるシーンを見聞きして

自分に絶対的な自信を持っていた人が、

崩れるとあんな風になるんだ、

彼の美穂さんに対する思いが伝わってきて

ショックだったんだと思う。


幸い(彼にとっては幸い、私にとっては不幸)

美穂さんも彼のことを好きである。

これは以前の女子会で周りに相談していて

本人が言ってたから確かである。


だが、彼の中では美穂さんが自分のこと好きという

確証がまだ得られないのだろう。

だから賀来くんをネタに、美穂さんの気持ちを

探ったんだと思われる。


彼と美穂さんが付き合うのは時間の問題だろう。


幸い美穂さんは離婚前提で別居中。

もしかしたらもう離婚してるかも知れない。

(名字が変わってないのは戸籍法77-2適用かも知れない)


彼と美穂さんの恋愛は何の支障もないのだ。


前にもどこかで書いたけど

彼が奥様との関係が良好で仲良しとかなら

ある意味諦めというか、耐えられる。


でも奥様以外の女性と現在進行形を

見ているのは辛い。


私と彼の関係が進展どころか全くご縁がないのは

分かりきっている。


でも片想いの人が他の人と上手くいくのを

見届けるなんて、人生最大の罰ゲームだ。


嫌われるだけでもたくさんなのに。


夫がいながら他の人を好きになるって

最大のバチ当たりなんだろうな。


そして、どんな形でも

好きな人の幸せを喜んであげられない

辛いと思ってしまう私はなんてイヤな奴なんだろう。


だからこういうことになるんだ。