＊なんかしっくりこなかったのでタイトル変更しました。

前回からの続き。

美魔女さん、グループでひとり毎日出勤を頑張ってる

美穂さんを気遣って、一緒にお昼を食べていた。

ただし、密を避けてか席をひとつ離してたので

隣の島にいる私にも会話がよく聞こえてしまった。

聞き耳立てるつもりはなかったけど、

内容がKeiさんのことだったから、つい聞いてしまった。

ごめんなさい。

ちなみにこのとき近くの席の人たちは

みんな外へ行ったり、中で食べてても

ヘッドフォンしてたりして

美穂さんと美魔女さんの会話が聞こえてたのは

私だけと思われる。

まず美穂さんは一緒に在宅勤務していたことに触れていて

2人の関係について、ズバリ付き合ってるのか聞いていた。

美魔女さんは

「そんなことないわよー！」と笑っていた。

それを聞いて美穂さんは安心したようだ。

でも私は以前、初めは美穂さんと同じように

「そんなことないよー！」と笑い飛ばされたが、

そのうち少し深い話をするようになってからは、

2人で飲んだり、休みの日に会ったり、

Keiさんが終電逃したときにお泊まりして行くけど、

「お互い付き合おうと言ってないから付き合ってない」

と微妙な解答を美魔女さんから聞いたので、

内心グレーゾーンだと思ってる。

美穂さんが2人の関係をどこまで知ってるかは知らない。

一緒に在宅勤務のわけは、1人で毎日家に篭ってると

気持ちが腐ってしまいそうなのと

Keiさん、家では娘ちゃんが遊ぼうと言って来たり、

あれこれ用事を頼まれて仕事に集中出来なくて、

美魔女さんちに逃げたらしい。

それ聞いてほっとしてる様子の美穂さん。

一方、私は勝手に聞き耳立ててるクセして

ふーん。

外に出ないで家に篭って頑張ってるのはみんな同じなのに。

娘ちゃんだって、パパはお仕事なんだから

ジャマしちゃダメだよってお話しすれば

いーんじゃないの？

家事だって在宅だけど仕事中だから出来ないって言えば？

奥様、専業主婦なんだからやりましょうよ。

…と思ってしまう私はかなりとんがってるのか？

（ちなみに彼の奥様のご両親はコロナ疎開中とのこと）

実際、お子様いる方はずっと家に篭ってるなんてムリ！

ジャマしちゃダメって言い聞かせたところで

聞くほど子育ては甘くない！

専業主婦だからこそ、やることたくさんあるし、

1日中子供と顔付き合わせて大変！という話も聞く。

私の周りも専業主婦の人はみんな、

息抜きだった習い事も、主婦ランチも行けなくなり、

毎日毎日子供とつきっきり、

更にご主人が在宅勤務になって

朝から晩まで気が狂いそう！って息切れしてた。

サチちゃんちは子供いないからラクでいいよねーと

言われたけど、それはそれで色々あるのだ😅

私もダンナ在宅勤務開始当初は、ついつい休日感覚で

話しかけたり、色々頼んでしまった。

ある日、ダンナがこっちは仕事してんだー！とキレて

それからは在宅勤務中はそっとしてる。

Webミーティング中、静かにするのはもちろん、

背景キレイにして映り込まないようにとか（笑）

すごく気遣う。

テレビも気が散るとか言うから、寝室で見てたら

なんでそっちに篭ってるの？とか言うし！

ダンナが気が散るとか言うからでしょー！

ダンナがリビングで仕事してるのが問題なんだけど

狭い家だから仕方がない。

（ダンナが他の部屋やればいいんだけど、机とか環境が整ってない）

だから、何も言わずに会社行くフリして

美魔女さんちに逃げたKeiさんは

ある意味優しいのかもしれない。

おっと話が脱線したけど、

美魔女さんからKeiさんとの話を聞いて

美穂さんはホッとしているようだ。

そして、Keiさんと休みがズレて会えないのは

なぜなのか、もしかしたら避けられてるのか相談してた。

在宅勤務開始前に、

Keiさんがいなくて不安なことを

泣きながら1時間近く相談してたのに

たまの出勤日も合わないなんて

より一層不安が増してしまったらしい。

更に先週、美穂さん私用で休みの日があったのだが、

彼はその日を唯一の出社日にしてきた。

（シフト決定は美穂さんのほうが先）

美穂さんはわざわざ用をずらして

前日夜にシフト変更し、翌日（彼の出社日）出勤したら

彼は在宅勤務に変更していたらしい。

タイムラインで確認したら（そこまでするのか💦）

どうやら彼は当日の朝変更したらしく、

美穂さんが出社すると分かっていながら

変更したのではないかと凹んでた。

そして美穂さんが用事で仕方なく休んだ日に

彼は出勤していたらしい。

確かに、ここまで来るとちょっとヘンだよね。

美魔女さんはKeiさんなりの理由があって

スケジュール組んでるんだろうから、

たまたまこうなっただけで

急なシフト変更も事情があったのかもよ？と慰めてた。

ただここで美魔女さんはひとつ失言をしてしまった。

美穂さんのことは気にしてないよと言ってしまったのだ。

これは別の言い方にすると

美穂さんのことを避けてないって意味だったらしいが、

美穂さんは

「Keiくんが私のこと気にかけてくれてないってことですか？」と

これまたショックを受けてしまったらしい。

美魔女さんは「違う💦違う💦そういう意味じゃなくて」と

一生懸命フォローしていた。

そしてやはり、美穂さんは彼と

地元飲みも出来ていないようだった。

飲みに関して美魔女さんは、この前のように

彼が美魔女さんちに来てる時は、

美魔女さんが料理を作ってあげたり、

（彼はお嫁さんが全く作らないので作ってもらうのに憧れがあるらしい）

時には彼が作ったり（彼の腕前はプロ級）

自然と宅飲みに移行するらしいけど（彼が電車のとき）

基本的には外食は自粛してるとのこと。

彼自身も以前のように仲良くしてる女の子と

飲みに行ったりとかは全て自粛してるらしい。

ここまで聞いて美穂さんは飲みに行かなくなったのは

自分だけではないと知ってホッとした様子。

ただ、地元飲みの話はしてたけど

美穂さんちでご飯食べてる話は出さなかったので

その辺りは美穂さんの中で公開するかしないか

微妙な線引きしてるっぽい。

（でも会えてない発言からご飯も食べてないのかなと推測）

ここからは美穂さんの発言や

その雰囲気から私の想像になるけど、

美穂さんは、今までのKeiさんの態度や関係から

Keiさんは自分のこと好きだと

自信を持っていたのかも知れない。

それは私でもよく分かる。

いつかの二次会で「美穂さんがいい」発言、

地元や趣味の話に花を咲かせていたとき、

特にバイクのことに関しては

あのコミュニケーションがヘタクソな彼が

自ら美穂さんの席に出向いて話したり、

賀来くんとの関係を聞いていた時の

あのKeiさんの切ない顔、

ブログに書いたこれらの話以外にも

私が知ってるだけでも数々のエピソードがあり

美穂さんがKeiさんは自分のこと好きと思うのは納得できる。

いくらネガティブな私でも美穂さんだったら

両思いを確信していたと思う。

だからこそ、この緊急事態で会えなくなったのに

シフトすら合わせてくれないなんて

ショックだったのだろう。

これが非モテ人生を歩んできた

私のような人種であれば

ショックは受けるけど、当たり前というか、

もうこんなん慣れっこなので

ですよね、みたいな諦めの境地に達する。

悲しいことに、心がこのような不運な出来事に

慣れてしまっているのだ。

でも美穂さんのようにおそらくモテモテの人生を

歩んできた方にすれば、恋愛で悲しい思いをする

免疫が少ないと思われる。

だからこんなに落ち込んでるんだと思う。

普段は明るくサバサバ系キャラで、アネゴと呼ばれ

みんなから頼りにされてる美穂さんが

ここまで落ち込むなんて驚きだ。

でもそれだけ、今のこの事態は心が強い人でも

不安にさせてしまうくらい不安定な世の中なのだろう。

そして、さっきまで藤木さんSさんと

連絡取り合ってて、色々事情があって

明日急遽バイト行くことになりました。

今のところ、Keiさんは出社予定なので

久しぶりに会えるかも知れない☺️

登場人物

↓

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