チクリマン。
前回の続き。
オフィスが暑い暑いと訴えた美穂さん。
Keiさんと美魔女さんで対策取るべく
3人で秘密の相談してるところへ、
私が通りかかったその後。
トイレへ行った私を追いかけるように
美穂さんがやってきた。
美穂「サチさん、わたし暑いんでエアコンの温度下げたいんですけどいいですか?」
なんで私に聞くの?と思いつつ
「えっ?あ、はい…」
美穂「本当にいいんですね?」
私「全然大丈夫ですよ」
美穂「わたし今サチさんに確認してOKもらいましたからね?後から文句言わないでくださいね😃」
顔は爽やかに笑ってるけど
なんか妙に引っかかる言い方だなぁ。
私「そんな文句なんか…」
美穂「Keiさんが言ってましたよ」
私「えっ😨」
美穂「サチさん寒がりだから、私がちょうどいいくらいにエアコンの温度下げると後々めんどくさいからですって」
=( ̄□ ̄;)⇒
やっぱりさっきのヒソヒソ話はそうだったんだ。
なんか変な空気だったもん。
私のことあいつ厄介なんだよねとか話してたら
当の本人が現れたもんだから、そりゃギクってなるわな。
私「そんなぁ💦私大丈夫ですよ😅寒いときは上になんか着るし」
美穂「ですよね。みんなサチさんに気使ってるようでしたけど、なんか1人のためにエアコンの温度まで気にするって、女王様じゃないんだからって感じです」
私「はぁ…わたし頼んでませんけど」
美穂「口に出してなくても態度に出てたんじゃないですかぁ?あとサチさんて藤木さんにすぐ何でも相談するんですよね?」
美穂さんから笑顔が消えて、冷ややかな表情に変わった。
私「(藤木さんに)相談はするけど仕事のことだし。私のことは気になさらず、どうぞご自由に」
美穂「そうさせていただきます。私ちゃんとサチさんに確かめましたから!くれぐれも藤木さんに嫌がらせされたとか報告したりしないでくださいね。後々Keiさんが注意されるので」
そう言うと美穂さんはトイレから出て行った。
用を足さなかったところを見ると
私に話すためだけにトイレに来たらしい。
残された私はしばしボーゼンとしていた。
Keiさん、めんどくさいとかひどいよ😖
なんでエアコンの話で藤木さんが出てくるの?
そもそも温度下げたい話、私じゃなくてもよくない?
美穂さん、私の隣の席の素朴くんとか、
あのグループの社員さんと仲良くしてるよね?
普通に「エアコンの温度下げていいですかー?」
とか聞けばよくない?
美穂さんのところのエアコンは4方向に風の出口があって
うち一方は私の方を向いている関係で
たしかに私にも影響が出るけど、
わざわざトイレまで来て私じゃなくても
オフィスで聞けばいいのに。
頭の中で整理すると、おそらく
この話とかが影響してるのではないか?
↓
https://sachikei.muragon.com/entry/212.html
やはりあのときKeiさんはパーテーションの後ろで
私と藤木さんの話が聞こえてて
サチは何でも藤木さんに相談する、しかも
ランチ誘ってもらえなかった、仲間外れにされたって
告げ口してると思ったのではないか。
勝手にエアコンの温度下げたりしたら
寒がりのサチが、私寒いのに嫌がらせされましたぁ〜とか
藤木さんに言ってめんどくさい展開になりそ😒みたいな?
またあるときは、
私の斜め後ろ、つまりKeiさんのうしろのフリースペースに
みんな集まっておしゃべりしてるとき
たまたま藤木さんへの不満話になった。
途中、誰かが「しーっ!」と言って、
その後ヒソヒソ声なったことがあった。
所々漏れてくる声の中に
「あの子すぐ言うから」みたいなのがあった。
女性の声なのでたぶんオレンジちゃんだと思うけど
このとき直感的に私のことかなと感じた。
その他にもみんなで話してるところへ
私が自席に戻ったとたん、シーンってなったり、
聞こえてくるヒソヒソ声の内容で
え?わたしのこと?と思うことが
いくつあって、それである仕掛けを使ういきさつになった。
そのときのはなし
↓
https://sachikei.muragon.com/entry/214.html
藤木さんに話聞いてもらった件について
Keiさんがどう思おうと勝手だけど、
それを仲間に話したってこと?
だとしたらサイテーだな。
まぁそれがなくても、私は藤木さんの直下だし
出勤するたびに仕事の相談してるし
仕事以外のことでもよく藤木さんとお話ししてるから
日々の様子から、好奇心旺盛軍団並みの感覚だと
サチは藤木さんに何でも報告すると想像されても
おかしくない。
でも主に人の悪口を言ってるのって
好奇心旺盛軍団が中心で、Keiさんが発言してるのって
ほとんど聞いたことない。
基本的には無口なKeiさん、私のこと仲間に
あいつこーなんだぜみたいな中学生みたいなことは
しないと信じたいけど…😞
あっ、こんなエピもあったんだ!
https://sachikei.muragon.com/entry/169.html
Keiさんというよりも、オレンジちゃん自身が
藤木さんに相談してるところ聞いてたんだったー!
そりゃ、藤木さんに何でもチクると思うわな😓
オレンジちゃんなら仲間にソッコー広めそうだし。
でもさっきの美穂さんの発言もあるし、
火のないところに煙は立たないとか言うし、
Keiさん私のことめんどくさい発言はホントなんどろうな…
そんな話が出て、美穂さんもあっさり信じるってことは
普段から私のことは良く言われてないんだろうな😖
最近は美穂さん好奇心旺盛軍団と仲良くしてるし、
私の悪い噂聞いて信じ切ってるんだろう。
私はかなり打ちのめされていた。
ついこの前、
無関心よりも嫌われてる方がまだマシって書いたくせに、
実際このような強烈なパンチくらうと傷つく。
100歩譲って社員同士でバイトのこと言うなら
立場が違うし、実際人を使うのって大変だし、
愚痴りたくなる気持ちもわかるから、
まだ受け取められる。
でもバイトに同じバイトの陰口言うのはサイテー。
ショックと共に怒りがこみ上げてきた。
でも何とかトイレで気持ちを落ち着かせたあと、
オフィスに戻ったら、Keiさんが美穂さんのために
どこかから扇風機を調達してきてセットしていた。
たぶん、暑がりのエンジニアチームのうち1台を
(数台所有)
パクって、じゃなくってお借りしてきたんだろう。
Kei「美穂さん、扇風機置いたから。これで少しは楽になるといいんだけど☺️」
美穂「ありがとうございます!😃」
優しく微笑む彼。
あぁ、いいなぁ…
わたしのときはこんな優しい対応してもらえなかった。
思わずぼんやりと眺めてたんだけど、
たぶん冷ややかな視線になってたと思う。
私の視線に気づいた彼もなんだよ?😒って
睨んできた。
あまのじゃくな私はより一層にらみをきかせたあと、
ぷいっと横を向いた。
その後、私の心は様々な思いが煮えたぎって熱かったが
体は冷え切って寒かった。
おそらく、美穂さんが
めんどくさいサチからOKもらったとか聞いて
Keiさんがエアコンの温度を下げたんだろう。
私の周りは急激に冷えたが、
周りを見渡すとみんな特に寒いとか言わずいつも通り。
というか、私は他チームに間借りしているので
同じ島で女性は私とSさんだけ。
他はみんな若い男の子だから寒くなんかないのだろう。
要するに、この場では少数派の寒がりな私が
わがままということか。
そもそも私がひじょーにめんどくさい性格であるのは
その通りである。
いつか美魔女さんが言ってた
「Keiくんてサチさんのこと意外と良く分かってるよ」
そこに関してはKeiさんの観察力認める。
そんなKeiさんと美魔女さん、
本日も2人揃って仲良く有給休暇〜♪