常夏vs極寒
バイト先の私の席はエアコン直撃の席です。
おまけに空気の循環を良くするために
隣に扇風機が置いてあってフル稼働しています。
はっきり言って凍りそうに寒い。
オフィスの天井にエアコンの吹き出し口がいくつかあって
個々に調節出来るのですが
私たち4人
(私、ナチュラルちゃん、さや姉、彼の順に並んでる)
の近くのエアコンのうち、直に当たるのはわたしだけ。
私=寒い
ナチュラルちゃん=ちょうどいい
さや姉=少し暑い
彼=暑い
こんな感じで周りがちょうどいい、または暑いなので
これ以上温度設定を暖かくすることが出来ず、
私は膝掛けにカーディガンといういでたちで
仕事していました。
でもそのうちカーディガンでは寒くて
パーカー着て、更にそれがフリースに変わり、
みんなマグカップに氷浮かべてアイスコーヒー飲んでる中、
ひとりで暖かいお茶とか紅茶飲んでる日々。
元々私は冷房に弱い体質なので、
頭は痛くなるしだるいしキツイなーと思って、
でも横見るとさや姉と彼があちーとかいって
パタパタしてる。
私ためしに聞いてみる。
「あ、あついですか?💦」
さや姉「あついー」
彼「ムシムシするんだけど」とブラウスのボタン開けて扇いでる。
うーん
これは寒いとか言えないなぁ〜😓
そのうち彼、
「エアコン効いてねーんじゃねーの」
えっえっ
すごーく効いてます🐧
彼「ナチュラルちゃんは暑い?」
ナチュラル「私はちょうどいいです」
彼「俺とさや姉、暑いからさーエアコン温度下げちゃうけど、寒くなったら全然遠慮しないで言っていーから」
いつものように当然私には聞いてくれません。
さすがに耐えられなかったので
彼に言おうと彼のほうを見て
目があったので、
「あの…」
と言いかけたのですが、
彼は気づいたのか気づかなかったのか
もしかしたら気づいたけど、私のすがるような目が
ウザかったのかも知れません。
振り切るように私から目をそらすと
足早にエアコン調節盤のほうに行ってしまいました。
彼とさや姉の席は常夏、
私の席は南極北極大冒険。
おそらく、彼とさや姉の席は
空気の流れが滞留する場所なんだと思います。
扇風機、そっちに置いたらいいのでは?
ちなみに、業務の効率上、席替えは不可能です。
寒いのは着込めばいいけど
暑いのは対処が限られてるもんね💦
ガマン、ガマン。
そうです、人から嫌われるのが怖い私は
自己主張するのが苦手です。
だから、
寒いからエアコンの温度上げていいですか?
の一言が言えない私の自己責任。
それはよく分かってる。
でも、でも、ある日。
ガマンの限界を超えた日がやってきたのです。