嫌われsachiの片思い

ネガティブアラフォー主婦の片思いと周囲の奇妙な人々の記録。ただ心の内を吐き出すだけのブログです。 *不快に思う方はスルーしてくださいね。

昼休みのコント 後半戦

しょーもない話ですが、前回からの続き。


昼休みの闘い(?)はこれで終わりではない。


お昼を食べ終わった後、

給湯室でタイミングが合わないよう、

日々攻防が繰り広げられているのだ。


この日ももれなくそうだった。


彼は私より先に食べ終わっても

私が食べ終わり、お弁当箱を洗いに行く、

又はゴミを捨て終わるまでじっと自分の席で待機。


私が戻ってくるとすくっと立ち上がって

自分も洗いに行ったりゴミ捨てに行く。

この流れもほぼ100%である。


(ペットボトルやお弁当などのゴミは給湯室にある分別ゴミ箱に捨てることになってる)


初めはサチちゃんの気にしすぎだよー!と

笑ってたSさんも、その後さりげなく観察してたようで、

しばらくして

「ホントだ!サチちゃんときっちりタイミングずらしてるね!すっごいわかりやすいんだけど!」とクスクス。

しかも「Keiさん、サチちゃんのことよく見てるよ。だから居眠り気をつけた方がいい笑」

Sさんの席は私と向かい合ってる関係で

彼のこともよく見えるらしい。

ヤバイ。午後のお腹いっぱいのひととき、

私はついウトウトしてしまう😱バレてたのか?


またまた話が脱線したけど、更に脱線させると、

私はお昼用に特保のお茶(笑)を

水筒に入れて持って行ってる。

お昼食べ終わると中身がなくなるので

給湯室で軽くゆすいで、ウォーターサーバーの

お水を入れるのが日々のルーティンだ。


ある日(この実験?とは別の日)

お弁当箱洗って自分の席に戻ってきたとき、

給湯室に水筒を置き忘れたことに気付いて

再び取りに行ったときのこと。

私が席に戻ってきたことを確認して

給湯室にお弁当箱を洗いに行った彼が前を歩いていた。


またわざと彼のあとつけてるとか

好奇心旺盛軍団に突っ込まれるかなとか、

ちょこっとヤバイかなと思ったけど

正当な理由があるんだし、戻るのもめんどくさいので

堂々としてようとそのまま歩いてた。


彼が給湯室の入り口に入りかけたとき、

動きが止まって固まりながら、

給湯室の中を凝視していた。


そしてお弁当箱を洗うことなく、

くるっと振り返ったら私がいたからか

ものすごいびっくりして、すごい顔をして

声にならない叫びを上げながら

男子トイレに駆け込んで行った。


給湯室の中を見て固まってたから

中に誰かいるのかなと思ったら

誰もいなかった。

(位置的に誰かが出てきたらわかる)


彼、幽霊でも見たのか?


ただ、シンク横に私の水筒が置きっぱなしになってたので

もしかしたら彼はそれを見つけて

まずい、これはサチまだ水筒洗ってないぞ?

給湯室に現れるんじゃないのか?と危機感を感じて

回れ右したら、すでにサチがいたから

恐怖を感じたのかも知れない。


なぜ彼が私の水筒をわかるのかというと

大嫌い宣言される前、

まだかろうじて関係が普通だった頃、

同じように水筒を置き忘れた私に

「サーモスのピンクの小さい水筒、サチさんのだよね?給湯室にずっと置いてあるけど忘れ物?」

と夕方頃、聞きにきてくれたことがあったのだ。

このとき、お礼と共にになんで私の水筒だって

分かったのが不思議だった。

彼は「見ればわかるよ」と微笑んでた。

なので、彼がそれを覚えていれば

私の水筒だと認識した可能性はある。


そもそもこの会社はサバサバ系女子が多いので

持ち物がピンクなのは私くらいだから

一目瞭然なのだろう。


とんでもなくエピが長くなってしまったが、

この日の話に戻る。


お昼を食べ終わった後、私はいつものようにすぐ

お弁当箱を洗いにはいかず、しばらく席でスマホを見てた。


そのうち彼も食べ終わったようで、カラになった容器を

ガサガサ袋にまとめてる音が聞こえてきた。


彼は恐ろしく食べるのが早く、私が先に食べ始めてても

先に食べ終わるとことが多い。


でも、あの大嫌い宣言後、私が見た限りでは、私より先にお弁当箱を洗いに行ったり、

ゴミ捨てに行ったことはない。


万が一、彼が先に行って後から私が来ることを

恐れているのだろう。


観察してくれたSさんによると、

私がいない日は、食べ終わってソッコーゴミ捨てに行って

足早に戻ってきてひたすら昼寝か

ヘッドフォンしてスマホ見てるらしい。

(オレンジちゃんやりほちゃんなどが遊びに誘ってたり、みんながKeiさんの後ろのフリースペースに集まってきた時は別)


この日も私がお弁当箱を洗いに行くのを

辛抱強く待っていたようだが、いつまでも私が

席から動かないのを見て、痺れを切らしたようだ。


彼がすくっと立ち上がった音が聞こえてきた。


そこで私もわざとお弁当箱を持って立ち上がってみた。


ガタッ。(彼が椅子に座る音)


ここで私、お弁当箱を持って立ったままSさんに話しかける。


これでは彼もいつ私が給湯室に行くか判断つかないだろう。

(なんて意地悪!)


私とSさんの会話が少し続いたとき、

彼はおしゃべりが始まった、当分サチは動かないと

思ったのか、ゴミ袋を持って立ち上がった。


彼が一歩踏み出したとき、


「わたしとりあえずお弁当箱洗ってくるねー💦」

とSさんに言ってみた。


彼、そのまま一歩下がって椅子に座り直した。


お弁当箱洗って戻ってきて、

私がスマホ持ったら、彼はサチのスマホタイムが

始まったと思ったのだろう。


再び立ち上がる気配が。


私、お茶を飲もうと水筒を手にするが、

軽いので中身を確認。

ほぼカラだったので、ゆすいでお水入れようと

席を立つ。

いつもどーりの行動なので

わざとではありませんよぉ〜を装ってる。


彼、ガタッと音を立てて座ると

そのまま机に突っ伏してしまった。


ゴミ捨てに行けないもんだから、ゴミ袋を横に寝てる。

キレイ好きの彼にとっては耐えられないことだろう。


仕事で若い女の子(美穂さんを除く←失礼⁈)に

口頭で説明するシーンが多いせいか、

彼は食後の歯磨きをはじめ、汗や(ギャッビー目撃)

肌のテカリOFFなどのメンズケアをかかさない。


彼は昼休み終了まで顔を上げることはなかった。


そして13時5分過ぎ、サチがカチャカチャ仕事初めて

確実に動かないのを確信してから

席をたち、それから10分ほど戻ってこなかった。

おそらく、昼休みに出来なかった身繕い?を

していたのだろう。


あーあ😅

ちょっとやりすぎちゃったかな😓


今日はわざとやってみたけど、

そんなに私とタイミング合うのイヤなの?


私のこと嫌なのもあるだろうけど、

自信満々で、自分大好きな彼のことだから

この日だけでなく、常日頃から

サチがオレと話したくてタイミング合わせてる

とでも思ってるんだろう。


この話は2月か3月の話しだが、その後から

これを書いてる今の間に、彼の自意識過剰を

確信する出来事があった。

(後に書きたいと思います)


自分で仕組んだ実験とは言え、

彼の絶対サチとは接点を持たないという

揺るぎない信念が伝わってきて、

自分の疑念が確証に変わって凹む私。


こうして書いてみて自分の中で改めて整理された感がある。

ここまで来ると、酔っ払って絡んだからバツが悪くて

私の前に出れないとか、周りが騒いでるから、

とかいうレベル越えてない?

ガチであたしのこと嫌がってるよね。

嫌いだったら観察どころか、気にもしないって

みんな言ってくれたけど、それは人それぞれ。

モテすぎる彼は、こうして自己防衛しないと

自分が守れないし、安定と平和が保たれないのだ。


あのとき(大嫌い宣言のとき)彼はこう言ってた。


「俺には自分の領域ってのがあって、誰にも犯されたくない。」


それまで私が彼に話した内容、態度は

彼の領域、彼の心に土足で踏み込んで来たそうだ。


*追記*

「お昼とかタイミング合わせたり、話しかけられたりするのもイヤだった」

って言ってたのを思い出した。

彼はここでハッキリ意思表示してたのだ。

もちろん、私はタイミング合わせたつもりじゃなかったので

彼の自意識過剰気味なんだけど😰

(追記おしまい)



「オレと話したい気持ちはわかるけどさぁ、オレにだって選ぶ権利はある」


「オレがいいと思った人が(オレの領域に)入れるんだ。」


約半年経った今、こうして書いてみると

なんだかずいぶん上から目線だな。


でもこれは彼が生きてきた環境にあるのだろう。

なぜか彼の周りの女性はほとんど彼に魅了されてしまう。

彼が選別してふるい落とさないと、

彼の近くにいたい人が多すぎて大渋滞してしまう。


オーディションで言うと、書類選考で落ちた、

いや応募資格にも満たなかった私。

彼の周りにいられる資格は、

キレイかわいいキラキラ女子なのだから。


でも彼、いくら私とタイミング合わせたくないからって

あの避けっぷりはカッコ悪い。


私と出くわしても華麗なるスルー出来るくらい、

カッコよくなれ。堂々としてろ。

(それされたらされたで傷つくくせに)


いつかナチュラルちゃんが

嫌いな人のために自分のペースが乱されるなんて

耐えられないと言ってたが、

「自分のペース」という表現が印象的な話があったので

次回、書いてみようと思います。

(ステイホームなので書く時間がたーっぷりある)