プレゼント。
ある日の昼休み。
彼がさや姉に何かを渡しました。
よく見るとラッピングされています。
さや姉の「ありがとうございます!!」という声が響き渡りました。
いつも冷静沈着なさや姉にしては
喜びを全面に出していて珍しいことです。
それは、彼からさや姉への誕生日プレゼントでした。
プレゼント見せてもらったのですが
詳細を書くと身バレしてしまいそうなので控えますが、
書けないのが残念なくらいステキなプレゼント✨
今のさや姉に必要な、あったらとても助かるもの😊
そしてそこに気づいてプレゼントしようと思いつく
彼のセンスが素晴らしい!
私もナチュラルちゃんも素直に感動😃
さや姉もずっと大切に使います!と嬉しそうにしていました。
本当にステキなプレゼントだったので
心がほっこりして私たちも良い時間を過ごせたのですが
しばらくしてまた私の心に醜い感情が湧き出てしまいました。
誕生日プレゼントかぁ〜
あげるだけでもすごいのに、そもそも
バースデーを知ってるなんて
それだけ仲良しってことだよね😣
この会社に応募したとき、彼は面接はしていませんが
入社が決まったとき履歴書を見たと言っていました。
でもいちいち5人の誕生日覚えてるわけないし💦
(覚えてたら逆にコワイ😱)
私たちバイトの中では、さや姉が1番彼と仕事で関わってて席も隣り。
特にここ2〜3ヶ月は仕事中も話してるけど(もちろん業務に差し支えない程度に)
朝、昼休み、帰りといつもおしゃべりしています。
もしかしたら美魔女さんより話してるかも。
(美魔女さんは席が離れてるので)
私が思ってる以上に仲が深まっているんだなぁと実感。
昼休みにかぎっては、さや姉とおしゃべりしてると
(=彼が起きてるってことなので)
オレンジちゃんが遊びに来て
なぜか3人で遊んでるときも^^;
この前は、うちの会社の前にちょっとした公園というか広場があるのですが
そこで3人でバドミントンしていました。
↑
こんなのほほんとした会社初めて^^;
なぜかさや姉とオレンジちゃんがダブルス、
彼がシングルという何ともシュールな対戦に😅
(会社の窓からこっそり見てる私もかなり怪しい)
オレンジちゃんはキリキリしていますが
さや姉はどこ吹く風。
涼しい顔してオレンジちゃんとも普通に接しています。
あ、プレゼントのときはオレンジちゃんは
仲間と外に食べに行ってたのでいませんでした。
話は誕生日プレゼントに戻りますが、
プレゼント贈呈のセレモニー(?)が終わった後
彼がナチュラルちゃんのところにきました。
ここで私はピーンときた。
彼「ナチュラルさんのお誕生日っていつですか?」
ほらね、やっぱり!
ナチュラルちゃん「えっえっ…過ぎちゃったばかりなので💦」
ナチュラルちゃんのお誕生日、実はこの前の月でした。
彼、優しく微笑みながら
「1年後でもいいですよ^ ^」
ここで私はいたたまれなくなって
トイレに行くふりして席を立ちました。
どうせ私には誕生日聞いてくれないの分かってるから。
そしてそういうことを思うこと自体、
身分不相応、お門違いってことも分かってる。
彼から見て私は直のアシスタントじゃないから
交流を持つ必要がないのはよぉーく分かってる。
(でも今は別チームのアシになったバイト2ことほのかちゃんや、バイト3ちゃんとは仲良くしてる←しかも席が離れたのに)
頭では分かってても、心がついていかなくて
どうしても悲しくなってしまう。
そしてそんな自分がいちばんイヤなので
もうそういうときはその場を離れて
気持ち落ち着けるのが1番。
後でナチュラルちゃんから聞いたところよると
自分から誕生日は言いにくくて
来年なのでまたその頃にお話ししまーす♪
と言ったそうです。
そしてその頃までこの会社にいられるようお仕事頑張ります!とも話していました。
1年後、私はどうしているのかなぁ…
私の気持ちはどうなっているのかな…
そして、私の誕生日、実はさや姉と同じ月なのでした。
もちろん彼からのプレゼントなんてあるわけない(苦笑)