前回からの続き。

彼が徹底的に私を避けていたこと。

これはものすごくショックだったけど、

でもその後の様々な考察から

好き嫌いは別として、

いや、どちらかと言うと嫌いのほうだけど、

タイミングが合わないように意識されてるってことは

日々の行動の中で私を認識してるわけで、

それは彼の中で私の存在があったということではないか？

好きの反対は無関心。と聞いたことがある。

例え嫌われていても無関心よりはマシだ。

彼の中で存在があるだけいいと、自分を保ってきた。

そういえば高校のとき、クラスメイトで

若い男の先生のことを好きになった子がいた。

女子校で20代の男の先生と言えば、

多少顔が悪くてもモテる。←失礼？😅

でも確かその先生は新婚だか彼女がいたか何かで

とにかく生徒が卒業後も先生とどうにかなれる

望みはなかった。

そしてその子は、先生に対して反抗的な態度を取っていた。

もちろん好きの裏返しで、気を引くためにである。

まだ若かったその教師は彼女への対処に困っていた。

その子の発言が忘れられない。

「嫌われてもいいから、先生の中で印象に残りたい。好きになってもらえないなら、嫌われるほうがいい。そのほうが私の存在があるから。普通の存在が一番イヤ。大勢の中の1人にはなりたくない」

これを聞いたとき、この子はなんてこと言うんだろう、

好きな人からは好かれたほうがいいじゃん、と

驚いたからよく覚えてる。

思春期こじらせの論理だけど、

大人になった今、なんとなくわかるような気がする。

今の私もこの心境に近い。

好かれる望みがないのなら、

いっそのこと嫌われたほうがいい。

そのほうがその他一般ピープルよりも

私の印象が残るだろう。

彼から避けられていたけど、それは彼の中で

負の感情とはいえ意識されてたから。

それが、タイミング合ってきた＝避けてないとなると、

彼の中で私は無の存在になってしまったということか？

もうどうでも良くなったということか？

その他大勢のひとりになってしまったのか？

サチは空気同然？

私は誇り高き孤高のハブだったはずなのに。

意外とこのことが自分の想像以上に

心の糧になっていたことに気づいた。

彼の秩序が乱れてから、私のほうが

避けるべく様子見る形になってしまって

彼が戻ってくるの待ってたりと

自分のペースで行動出来ないのがストレスだった。

今から思うと、彼よく半年もこんなことしてたな。

ん？自分のペースで行動出来ない…のあたりで

いつかナチュラルちゃんが言ってたことを思い出した。

「嫌いな人のために自分のペース乱されるのはイヤだ」

したがって、嫌いな人のことは気にもしないから

わざわざタイミング測ったりしないと

このとき言ってた。

てことは、彼の中での私への

「嫌い度」に変化が起きたのか。

嫌いだけど多少意識してた存在から、

ホントに嫌いな人へ降格し、

彼の中で存在すらしない人になったのか。

それとも万が一、

嫌いな人から一般ピープルへ昇格したのか。

どっちにしろ、彼の中の存在が薄いのには変わりない。

そもそも今までの彼の避けっぷり自体が

私の勘違いだったのか？

えーでも、数ヶ月に渡って統計取って

ぴったりきっかりだったのに？

Sさんも気づいてたのに？

いずれにしろ、好きな人から無関心なのが1番ツライ。

避けられて悲しかったけど、

それはそれで存在を認識されていたという点では

無関心よりもはるかにマシだった。

結局、私は彼とどうなりたいのかというと

出来るもんなら仲良くなりたい。

でも美魔女さんレベルまでのお付き合いは

色々な面でこなす自信がない。

うーん💦昨年の今頃のさや姉のような関係がいいかも。

スポーツ観に行ったり、飲みにいったり。

基本グループで遊んで時々ふたり。

でもLINEは毎日してる。

これくらいがちょうどいい。

そしてそこまで仲良くなれなくて、

彼の中で存在がない一般ピープルでいるくらいなら

いっそのこと嫌われたほうがいい。

ん？待てよ、嫌われたは言い過ぎだ。

さすがに嫌われるのはツライから、要注意人物扱い？

我ながら好きか嫌いか、

仲良くなるか、なれないか

どっちかしか選択肢がない思考の狭さに呆れる。

そんなこんなで、

彼から避けられなくなったからって

素直に喜ぶことが出来ないのだ。

なんたるこじらせ女子！じゃなくておばさん！！